ラストのカタルシスは良かった。グランドイリュージョンねたばれ感想

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予告編動画↓↓


 
ハリーポッターのダニエル・ラドクリフを史上最凶の敵に向かえ、ジェシー・アイゼンバーグやモーガン・フリーマンやマイケル・ケインら超豪華キャストが集結。
 
前作『グランドイリュージョン』でFBIとマジシャン集団の戦いを描き大ヒットした人気映画の続編、『グランドイリュージョン/見破られたトリック』(原題:『NOW YOU SEE ME 2』)が9月1日に公開。
 

 

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劇場で予告編を観るや否や、「雨粒が空中で静止する」というマジックに引き込まれましたが、何と今回は世界的マジシャンのデヴィッド・カッパーフィールドがイリュージョンを監修してます。
 
ニューヨークからマカオへのワープなど、とんでもないイリュージョンが繰り出される事間違いなしの今作。
 
実現不可能すぎなイリュージョンで色んなサプライズを超楽しませてくれそうですが、それに加えて今作の悪役にハリーポッターでお馴染のダニエル・ラドクリフが登場するのも映画ファンには嬉しいサプライズの1つですよね。
 
私はハリポタシリーズ全部観てるので、ダニエルが悪役キャラで登場、しかも今回は主人公たちの「魔法を暴く」という立場なのでワクワク一層です。
 
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出典:「trakt.tv」
 
 
日本ではダニエルはハリーポッターシリーズ以降、存在感薄れちゃったかなーという感じもありますが、イギリスでは舞台出演をしたり着実に演技力をアップさせてきていて、イギリス人達にもその演技力が評価されています。
 
ハリーポッターのような超人気シリーズのイメージがついてしまうと払拭するのは中々難しいと言われてますが、一足先にイメージ脱出したハーマイオニー役のエマ・ワトソンに続き、私は個人的にはダニエル・ラドクリフもハリーのイメージをすでに払拭出来てると思っています。
 
とはいえイギリス=ハリーポッターなので、やはりイギリスの映画館で予告編観た時は周りのイギリス人から「ハリー!」なんて叫ばれてましたけどね。
 
まあそれだけ愛されてるという事ですね。
 
 

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『グランドイリュージョン/見破られたトリック』あらすじ

 
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出典:「wallpapersinsider.com」
 
正義のイリュージョニスト犯罪集団「フォー・ホースメン」。
 
巨大IT企業の悪事を暴くため、新たなショーを仕掛けたフォー・ホースメンだったが、天才エンジニアのウォルター・メイブリーに阻止されてしまう。
 
彼の目的はフォー・ホースメンを利用して世界中に混乱を招くという陰謀だった。
 
科学の前に全てのトリックを破られ窮地に追いこまれたフォー・ホースメンだったが、一発大逆転のイリュージョンを企て、決戦の地ロンドンへ。
 
誰もが爽快に騙される大逆転劇の結末とは?!
 
 
ジェシー・アイゼンバーグら前作のキャストが集結し、悪役にダニエル・ラドクリフを迎えるという豪華出演陣が魅せてくれるイリュージョンVS科学の攻防。
 
 
私は日本に居た頃、少年漫画家をやっていたのですが、得意のジャンルは「大どんでん返しのあるトリックもの」でした。
 
なのでラストに爽快なドンデン返しがあるこういうジャンルの映画は大大大好物なので、爽快に騙されて来ようと思います。
 
そういえば最近、こういう爽快なドンデン返しもの観てないなあ。。。
 
そもそも「ユージュアル・サスペクツ」とか「バタフライ・エフェクト」、「パッセンジャーズ」など、怖かったりせつなかったりなドンデン返し映画は沢山観てますが、「爽快なドンデン返し」となると、「スティング」以来かも。。。ってもはや最近とかいうレベルじゃないですね。
 
 

※追記『グランドイリュージョン2』ネタバレ感想

 
まず最初に述べておきたいのは、私は前作を観ていません。
 
前作観てなくても楽しめそうな匂いがしたので観に行ったのですが、良くも悪くも前作を観てるか観てないかでレビューが相当分かれる作品かなーと。
 
前作を観てなかったが故に、前半部分は各キャラの位置関係が不明でついていけない部分が多々あったのですが、結果的には前作観てなくてむしろ良かったのかなと思いました。
 
何故かというと最大の理由はラスト。
 
前作では、モーガン・フリーマン演じるサディアスという悪党がラストに見事ハメられる、というのが最大の見どころだったそうですが、何と今作ではそのサディアスが実はイイ人で「アイ」のメンバーだったというオチが用意されてます。
 
「あーこれ私が前作観てたら、おいふざけんなー!前作のは茶番かよ!と突っ込みまくるだろうなー」と感じながら観てました。
 
でも前作観てなかったので、そこまで憤慨する事もなく、「ふんふん、そういう展開にしたんですね。ああ前作観てる人怒るだろうなー。。。」と客観的に観れたわけです。
 
 
映画の感想としては、まあツッコミどころ満載でハッキリいって後半行くまではダレダレ感満載だったのですが、私個人としてはラストは中々良かったです。
 
残念ながら『スティング』のような「うわー!見事に騙されたー!」的な爽快なカタルシスはありませんでした。
 
だって途中で何となくわかっちゃったんだもん。
 
ああこれ、ホースメンがハメられたふりして実は敵をハメてるというラストの”イリュージョン”なんだろうなーと。
 
でもやっぱ私は単純人間なんでしょうね、ああいう悪党ハメて皆でワーっとなって大団円みたいなラスト好きなんですよ。
 
ツッコミポイント沢山ありましたけど、ちゃんとトリックとしては成立してましたし、だからかなり批判の多いラストですが私は結構好きです。
ちゃんとカタルシス味わえました。
 
 
とはいえ、批判する人達のレビューも「うんうん」と共感しながら読んでました。
 
例えばハリウッドでは今やあるある、中国マーケットを視野にいれてとりあえず中国人出演させときゃ儲かる的な残念ポイントが今作でも。
 
ストーリーの鍵となる舞台は中国、キーパーソンも中国人。
はいまた来ましたよー中国マーケット。
 
必然性を持たせて、舞台やキーパーソンが中国でないといけない理由をきちんと描けばまだ観れるんですが、そういうの一切無視で描かれるとウワアー。。。ってなっちゃいますよ。
 
 
あと、チップを盗むまでのカードマジックのシーンが長い!!
 
もうこれでもかという位にカードマジックのスリリングなシーンを見せてくれるのはいいんですけど、長いよ。
 
それならもっと後半でやっと出てきた「雨の中突然姿を消すイリュージョン」とか「降っている雨をストップさせて上に昇華させていくイリュージョン」みたいな派手なマジックを沢山観たかったなあ。。。
 
すべてのマジックで種明かしをするのは時間的な都合で難しいんでしょうけど、ストーリー内で各マジックの種明かしをしていってくれたら、お客さんの満足度も上がったんじゃないでしょうか。
 
 
ツッコミどころ満載、消化不良な所もありますが、私的には☆5点満点で☆3点という所でしょうか。甘いですね相変わらず。
 
予告編で美味しいところすべて見せちゃってるので期待値はどうしても高くなっちゃいますが、あまり期待せずに観たらそれなりに楽しめると思います。
 
 
ただ私が前作を観ていたら、サディアスのまさかの前作ファンを裏切るオチがあったので☆1つとかになってたかなあ。。。
 
 
 
 
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konkatsu

 
 

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