「トイストーリー4」ラストでまさかの結末!3・4のあらすじとネタバレ感想

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『トイ・ストーリー4』
公式予告編動画↓


 
2010年に公開され世界中が号泣した『トイ・ストーリー3』でシリーズ完結かと思っていたら、続編『トイ・ストーリー4』(原題:Toy Story 4)が2019年6月21日に日本公開。
 
今回はウッディのよき理解者ボー・ピープも19年振りに帰ってくるし、3作目を2回映画館で観て2回とも泣き過ぎて嗚咽した私は、4の予告編を初めて映画館で観た時に3を想い出して涙こらえるのに必死でした。
 
※「トイストーリー4」についてのネタバレ感想は一番最後で述べています。
 

 

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『トイストーリー4』のあらすじ

 

出典:「Screen Rant」
 
ボニーの元で楽しく暮らすウッディ達の前にボニーの手作りの新しいおもちゃフォーキーが仲間入りした。
 
フォーキーは自分の事を「おもちゃではなくてゴミだ」と思い込んでおり、ゴミ箱行きを恐れてボニーの元から逃げだしてしまう。
 
フォーキーを追いかけ外の世界に飛び出したウッディは長年離れていたボー・ピープと再会。
 
新キャラクターのデゥーク・カブーンらとも出会ったウッディは更なる広い世界を知る事になる。
 
 
 

今作は『トイ・ストーリー3』を超える感動作になる!

 

「Wikipedia」
 
前作の『トイ・ストーリー3』はディズニ―ピクサー映画やアニメというジャンルを超えて、間違いなく全世界の映画史に刻まれた名作。
 
『トイ・ストーリー1』が個人的にディズニーピクサー映画の中でベスト5に入る作品だった事もあり、「1作目が名作すぎるから1作目を超える事は難しいだろう」と思って観に行ったのですが・・・
 
嘘でしょ!1作目どころかピクサー映画史上ナンバー1になったんだけど!
 
今までピクサー映画歴代号泣1位だった『モンスターズ・インク』抜いて1位になったんだけど!
 
てか2回観て2回とも嗚咽が止まらなかったし、劇場も子ども達より一緒に来てるパパママ達が大号泣してるんだけど!
 
 
観た人なら賛同してくれると思うけど、本当にもう涙枯れるんじゃないかって位に泣きました。
 
今も思い出すだけでやばいです。
 
 
シリーズ3作目が過去最高傑作の伝説の作品となって映画史に刻まれて、流石にもうシリーズ完結だなと思ってたのですが、まさかの4作目の予告編を初めて映画館で観た時は鳥肌立ってやばかったです。
 
鳥肌立ったし涙出そうになって、その日観た本編の映画が何だったか思い出せない位、頭の中では『トイ・ストーリー3』の再生が始まっていて涙こらえるのに必死だった。
 
 
3作目が世界中でメガヒット&世界中のファンが大号泣した名作なので、4作目への期待度ハードルの高さ半端ないし大丈夫なのかなって少し心配になったのだけど・・・
 
 


ピクサーの【過去作を上回る“語るべき 物語”がある場合以外は続編を作らない】という言葉通り、
 
世界中のファンの期待を裏切らない『トイ・ストーリー4』の圧倒的にドラマティックな展開を予感させる仕上がりとなっています。
 
ー『Disney Movie』公式サイトより引用ー
 

 
との言葉を聞き安心しました。
 
といいますか、あの名作を超える程の名作を作るって、やっぱディズニー映画凄すぎです。
 
 
4を観に行く前に前作『トイ・ストーリー3』のあらすじを是非おさらいして下さい。
 
 


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『トイ・ストーリー3』のネタバレあらすじ

 
『トイ・ストーリー3』
予告編動画↓


 
※以下あらすじはネタバレ含みます。
 
 
ウッディの親友アンディは17歳になり大学進学を控えていました。
 
大学の寮に引っ越す事が決まったアンディは、少年時代に遊んだおもちゃ達をダンボールに入れて屋根裏部屋にしまう準備をしますが、お気に入りのウッディだけは一緒に寮に連れて行こうと考えます。
 
ウッディの母親の勘違いでゴミに出されそうになったバズら屋根裏部屋行きのおもちゃ達は、ゴミ箱行きから逃げる為、保育園へ寄付される段ボールに入り込みます。
 
 
「サニーサイド保育園」に着いたバズ達は、おもちゃ達のリーダーであるクマのロッツォ・ハグベアから保育園がいかに素晴らしい場所かを教えられ、ウッディの反対も聞かずに保育園に残る事を決意します。
 

出典:「The New York Times」
 
たった一人で保育園から出たウッディはピンチの所をポニーに拾われて一緒にポニーの家へ行きます。
 
 
一方、保育園に残ったバズ・ジェシー達は優しいクマのロッツォが実は恐ろしいぬいぐるみで、保育園がロッツォの支配下にある事を知ります。
 
アンディの家に帰ろうとするジェシー達はロッツォ一味に捕まり柵の中へ閉じ込められ、更にバズはリセットボタンを押されてロッツォの手下となってしまいます。
 
 
 
ボニーの家のおもちゃ達からウッディは、ロッツォに支配された保育園の真実を聞かされます。
 
実はロッツォ自身、過去にとても悲しい体験をした事から彼は人間不信に陥っていました。
 
仲間達を救う為にウッディは施設へと戻ります。
 
 
ジェシー達も実はアンディと母親が自分達を捨てるつもりはなかったと知り、家に帰る為にウッディと一緒にサニーサイド保育園からの脱走計画を実行。
 
ところが途中でロッツォと彼の手下にされてしまったバズに捕まってしまいます。
 
 
ロッツォ一味だったケンを味方につけたウッディとジェシー達は、バズの元に戻ろそうとして謝ってスペイン語モードを押してしまうハプニングを起こしながらも、ダスト・シュートからの脱出を試みます。
 
 
あと一歩の所でロッツォ一味に見つかったウッディ達は、ロッツォ達と一緒にゴミ回収車に乗せられてゴミ処理場へ連れて行かれます。
 
身動きが取れなかったロッツォを助けたウッディ達は、ロッツォの裏切りによって焼却炉の中に落ち絶体絶命のピンチに陥るも、何とか脱出に成功します。
 

出典:「HuffPost」
 
一方、人間に捕まったロッツォはゴミ収集車に連れて行かれました。
 
 
 
アンディの家に戻ったウッディ達
 
バズやジェシー達の入った屋根裏部屋行きの段ボールに入らず、大学行きの段ボールに入ったウッディでしたが、仲間達と一緒にボニーの家に行きたいと考えたウッディは、「ゴニーの家に寄付してほしい」と書いた紙を段ボールに貼り仲間達の居る段ボールに入ります。
 
 
アンディは戸惑いながらも紙に書かれたボニーの住所へ段ボールを持っていきます。
 
するとそこには、おもちゃ達と楽しく遊ぶボニーの姿が。
 
彼女にならおもちゃ達を譲って大丈夫だと決心したアンディは、ボニーの元へ行き、ひとつひとつ自分の大事なおもちゃ達をボニーに紹介して一緒に遊びます。
 

“TOY STORY 3”
(L-R) Hamm, Andy, Woody, Bonnie, Rex, Aliens, Mrs. Potato Head, Mr. Potato Head, Buzz Lightyear, Jessie, Bullseye, Slinky Dog
©Disney/Pixar. All Rights Reserved.


出典:「The Pixar Times」
 
おもちゃ達に別れを告げて大学へと向かっていくアンディの車を見送りながら、ウッディもアンディに別れを告げるのでした。
 
 
その後サニーサイド保育園は楽しい場所へと変わり、保育園に住むケン達も、ボニーの家に住むウッディ達も楽しく暮らすのでした。
 
 
 

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『トイ・ストーリー3』の感想:生涯ベストに残る名作

 
あらすじを書いてく内に何度も涙が出かかって必死でこらえながら書きました。
 
この映画の素晴らしさは沢山あり過ぎて語るとキリがないのですが、やはり「友情」というテーマに一貫した事だと思います。
 
アンディ青年とウッディとの友情、ウッディとバズやジェシー達の友情、人間とおもちゃの間に描かれる「友情」とおもちゃ同士の中に描かれる「友情」が最高です。
 
ディズニーピクサーといえば「絶妙な泣きと笑いのバランス」も1つの大きな魅力ですが、その魅力も今作では大爆発しています。
 
特にバズがスペイン語モードに入ったシーンでは劇場中が笑い声に包まれて、今作の2大号泣ポイントである「焼却炉の中に手を繋ぎながら落ちていくウッディ達」のシーン、そしてラストの「アンディが1つ1つのおもちゃをボニーに紹介して一緒に遊ぶシーン」、この2つのシーンでは劇場中が涙と鼻をすする音に包まれてました。
 
 
また、敵を単なる悪で終わらせずに実は悲しい過去を背負っていた、という点を描いてるのも流石ですし、アンディという青年を人間だからといって脇役には終わらせずに、「それでこそウッディの親友だ」と納得させてくれる人間像に描いてくれているので、とにかく全てのキャラクターに感情移入が出来て、全キャラクターの視点で映画を観れるので心の揺さぶられ度合いも凄まじい。
 
 
「子どもから大人になる」という過程は観客の人達が必ず通る道ですし、アンディ青年は見事にその時の感情を想い出させてくれて、観客の誰もが子ども時代を想い出してノスタルジックな感傷にも浸らせてくれます。
 
アンディ、本当にいい青年に育ったな。
 
 
ディズニーピクサーは私は全作品(本当に全作品)を劇場で観ています。
 
海外に居る時でさえ、絶対に劇場で観て居ました。
 
 
迫力ある大画面で観たいというのも勿論ですが、「他のお客さんと一緒に映画の感動を共有したい」というのが最大の理由です。
 
これは他のハリウッド映画で勿論そうなのですが、ディズニーピクサー作品は尚更この想いが強いです。
 
絶対にハズれないで安心して観れる事もわかってるし、大人も子どもも夢中になって泣いて笑える事もわかってるから、だから映画館でその感動を共有出来る時間が最高に幸せです。
 
 
今まで数多くのディズニー&ピクサー映画のおかげで、私は映画館で沢山の人達と感動を共有してこれましたが、特にこの「トイストーリー3」には感謝しています。
 
最高の映画を大勢の人達と映画館で観た時ほど、清々しい気分になれる事はなく、「トイストーリー3」を劇場で観た時に浸った余韻の感覚は今も覚えています。
 
 
 
私の生涯ベストに残る名作が、また更なる名作となって続編として映画館で観れる事、本当に嬉しいですし楽しみです。
 
 

※追記:「トイ・ストーリー4」ネタバレ感想

 
映画を観る前に軽くレビュー(ネタバレなしで)を読んでたのですが、海外の大絶賛評価とは打って変わって、日本ではまさかの賛否両論に評価が分かれてたのでビックリしました。
 
映画を観に行って賛否両論に割れた理由がハッキリわかった。特にラストの「ウッディの決断」の部分だよね。
 
 
私もこのシリーズを愛してる人達と同じ様に、トイストーリーというシリーズを愛してますし、「トイストーリー3」は映画館で2回鑑賞して号泣。
 
今でもたまにDVDを観ては泣いて、心温まって、自分の中でも凄く大切な作品です。
 
だから映画を観に行く前にまさかのレビュー評価が分かれてるというのを知って、ちょっと観るの怖かった。
 
「海外では凄く高評価で日本では賛否両論」という部分で、何となく「きっと作品単品としては凄く面白い。ただシリーズの続編として観た時に日本人の間性からするとたまらないポイントがあるんだろう」という事も覚悟した上で観に行った。
 
 
で。。。私の感想をシンプルに最初に述べておくと、私は今回のトイストーリー4は面白かったし、あの結末もあれはあれで良かったんじゃないかな、というのが正直な感想。
 
 
もちろん今作を観てショックだったという人達の気持ちも分かるんですよ。
 
分かるんだけど、でも作品としてはハラハラドキドキして観れたし、私はウッディの決断は「現代ならでは」で良かったんじゃないかな、て思う。
 
今回はちょっと理屈ぽい感想になるけど、私なりの意見として感想を綴ります。
 
 
映画鑑賞後にネタバレも含めて沢山のレビューを読んだけど、レビュー評価が低い人達の意見は大きくこの3つの点だと思う。
 
1、ウッディの存在価値について
 
アンディが悩んだ末にボニーにウッディを渡したのは、「この子ならウッディを大事にしてくれる」という想いがあったから。
 
なのに冒頭からウッディはボニーには必要とされない存在になっていた。
 
2、いつもの仲間達の出番が少なかった事
 
新キャラ達もみんな個性あって魅力的なおもちゃ達だったけど、やっぱりお馴染メンバー達の活躍をもっと観たかった。
 
3、ウッディのラストの決断
 
「おもちゃは持ち主の子どもを楽しませる事が役目」という信念を持ち続けてきたウッディが、ボニーのおもちゃである事を辞めて、ボー達と自由な世界で生きる事を選択した事。
 
 
特に3のウッディのラストの決断が賛否両論分かれた理由だと思う。
 
確かに3までのトイストーリーって「仲間との友情・絆」や「自分の役割を全うする事の大切さ」を軸に物語が描かれてきたから、今回のウッディの決断を観て残念だと思う人達の意見も分かる。
 
その気持ちや意見は十分に分かるんだけど、何か私は今回のウッディの決断に対するマイナスな感想を観ていて、「やっぱり保守的な日本人ならではの感想だよなあ」とも思ってしまった。(決して日本人の価値観をバカにしてるわけじゃなくて、私も日本人だから同じ感覚もあります、という事も前提で)
 
いやもちろん、外国人は日本人程ここまで深くとらえないし考えないから(笑)、日本人じゃないとここまでこの映画を深くキャッチ出来ないとうのは前提としてあるんだけど
 
私は個人的には「ウッディにとって新しい世界に踏み出すべき時が来た」という事だったんじゃないかな、と思う。
 
 
「与えられた役割をずっと全うし続けるべき」という考え方も大事だとは思うんだけど、でも時代の流れに合わせて自分を順応させていく、変化を受け入れて行動していく、という適応力もこれからの時代は必要だと思うし、ウッディの決断はそうした事を伝えたかったんじゃないかな。
 
 
ウッディ自身、「自分の役割を全うし続けるべきか」「新しい世界に踏み出すべきか」の間ですごく葛藤し続けていたし、最後の最後まで悩んでいた。
 
そして最後の決断で彼の生涯初めて「どうすべきか(should)(have to)」じゃなくて「どうしたいか(want)」で決めた、という事なんだと思う。
 
 
ウッディがバズに「心の声を聞くんだ」と言うエピソードがあったけど、ウッディは今まではずっと「リーダーとしてどうすべきか」を最優先してきて「自分個人はどうしたいか」という心の声に蓋をしてきた部分もあったと思う。
 
もちろん、アンディの傍に居た時はそんな事考える必要もない位に必要とされていたから、ボニーの家に行って初めて直面して気付いた事だと思うんだけど。
 
そんな時、目の前にかつての大事な友達であったボーが現れて、しかも彼女は自分の力で自分の生きる世界を切り開いてるという事を知って、ウッディの中に新しい価値観が生まれた。
 
 
私は個人的には今作でのウッディの決断は良かったと思うし、今作を観た後でもまた過去の3作品は観続けたいと思う。
 
でも一方で「残念な結末だった」と言ってる人達の気持ちも分かるから、だから今作の結末が受け入れられないという人は、今作は今までの3作品とは切り離してスピンオフ的な感じで捉えればいいんじゃないかな。
 
今作が生みの親のジョン・ラセター監督じゃないから、とか新しい監督やスタッフを批判してる人も居るけど、今作のジョシュ・クーリー監督もスタッフの人達も「トイストーリー」シリーズを凄く愛して今作を創ったのは分かるから(じゃなかったら映画単体としても面白くないハズでしょう。)
 
あまりボコボコに批判だけをしないで、「どうして今作ではウッディの決断はこうなったんだろう」って視点でも観て欲しいかなと思う。
 
 
まあ、お馴染の仲間達があまり出番なかったのは私もちょっと残念ではあったけど、今回の主役はまさに「ウッディ」であって、「ウッディの葛藤と新たな決断」がテーマという視点で観たら合点がいくし、作品としてはやっぱりメチャクチャ面白かったし、ホロリと来るエピソードも沢山あったし、笑えたし、私は存分に楽しませてもらいました。
 
 
 
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