予告編動画↓
2016年3月12日(土)公開のピクサー最新映画『アーロと少年』(原題: The Good Dinosaur)。
4月23日公開のディズニー映画最新作『ズートピア』に先駆けて、またも号泣必須な予感のピクサー最新作が公開されます。
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私はピクサー映画はすべて映画館で網羅している大のピクサーファンでして、ピクサー映画のおかげで流した感動の涙の量といったら、そりゃもうアンタ涙腺どうなってんの?というレベルです。
中でも「トイ・ストーリー」、「モンスターズ・インク」、「カーズ」なんて、泣き過ぎて嗚咽してましたからね。
「トイ・ストーリー3」に至っては、泣き過ぎて嗚咽通り越して、しゃっくりやら鼻水やらでマジでやばかったです。
2015年の夏に「インサイド・ヘッド」で泣かされたばかりですが、また春にも泣かされるワケですね。
ちなみに「インサイド・ヘッド」は、映画オタクの私の勝手な2015年ランキングで第5位の超名作でした。
しかもピクサーって何かもう予告編動画がすでにやばいじゃないですか。
私この『アーロと少年』も予告編観る度に泣いてる始末です。
特に人間の少年スポットが可愛すぎて可愛すぎて。
「モンスターズ・インク」のブーを思い出させる愛らしさですよね。
しかもピクサーって毎回その着眼点がメチャクチャ面白いですよね。
おもちゃの世界、車の世界、怖がらせ屋のモンスターの世界、さらにはネズミがレストランのシェフやっちゃったり、おじいさんが風船で空飛ぶ冒険に旅だったり、人間の頭の中の感情が大冒険したり・・・なんでこんな視点を思いつくんだ!って、少年漫画家時代にネタ出しでヒーハーしてた私的には、この着眼点がもはや神です。
今回の着眼点も、思いつきそうで思いつかないですよね。
「もし隕石が地球に衝突してなくて、恐竜が言葉を話、人間が言葉を話せない世界だったら・・・」ていうこのアイデアだけで、メッチャそそられますって。
『アーロと少年』あらすじ
出典:「furiousfanboys.com」
もしも数千年前に、地球が巨大隕石の衝突に合わずに恐竜たちが絶滅していなかったら。。。
今回の舞台は恐竜達が言葉を持った「もしも」の世界。
畑を耕しながら暮らすアパトサウルス一家。
末っ子のアーロは生まれつき体が小さく、弱虫で甘えんぼ。
どんくさくて何をしても失敗ばかりのアーロ。
そんなアーロに強くなってほしい一心で、アーロのパパはアーロと共に山へ行くが、激しい嵐に遭い、パパはアーロを守る為に命を落としてしまう。
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独りぼっちになってしまったアーロを救ってくれたのは、人間の少年スポットだった。
最初は反発し合う2人だったが、やがてアーロはスポットに心を開き、アーロとスポットの間には友情が芽生えていく。
アーロの家族が待つ地を目指して始まったアーロとスポットの冒険。
実はスポットにも悲しい過去がある事を知ったアーロは。
独りぼっち同士の距離はどんどん近づき、力を合わせ沢山の困難や試練を乗り越えていく。
ところが予期せぬ脅威が襲い掛かって、スポットに危険が迫る。
弱虫アーロは初めて出来た大切な友達を守る為、ついに一歩を踏み出す。
豪華な日本語吹き替え版声優陣と前売り券特典
出典:「moviemarker.co.uk」
ピクサー映画と言えば、日本語吹き替えキャストの豪華さも魅力の一つ。
私は基本、英語で観てるので日本語吹き替え版では観ないのですが、「トイ・ストーリー」シリーズだけは日本語吹き替えで観てます。
唐沢寿明&所ジョージのウッディ&バズってもうピクサー映画史に残る最高のコンビですよね。
今回発表されてる「アーロと少年」の豪華キャストはこちら。
●アーロのママ・・・安田成美
●Tレックス一家の父ブッチ・・・松重豊
●Tレックス一家の弟ナッシュ・・八嶋智人
●Tレックス一家の姉ラムジー・・片桐はいり
あれ?主役のアーロの声は誰なんでしょう?
劇場で観てみてのお楽しみってことですね。
さらに前売り券を買うと先着で”初とも”キラキラチャームがついてきます。↓↓
出典:「www.disney.co.jp」
今年の夏にはピクサー大ヒット作「ファインディング・ニモ」の続編、「ファインディング・ドリー」も公開されます。
ドリーってむしろ「ファインディング・ニモ」の真の主役でしたよね??パパとの漫才、メッチャ笑った。
出典:「www.telegraph.co.uk」
「アーロと少年」は予告編動画みて泣きましたけど、「ファインディング・ドリー」は予告編観て大爆笑しそうな予感。
ともあれ2016年もディズニー&ピクサー映画、ガンガン面白いの公開で嬉しいです!
※追記:「アーロと少年」ネタバレ感想
出典:「」
私はピクサー作品は100%の信頼と期待をもって映画館に行くので、映画観る前にレビューを観ることってないんですが、今回偶然、他の映画レビューを見ていた時、「アーロと少年」の評価点が低いのが目に入って、映画館行く前に思わず観ちゃいました。
ななな・・何でピクサー作品でこんなにレビュー低いんだ?!とめっちゃオロオロしながら、初めて映画館で作品観る前に、レビューを読み漁ってから映画を観てきました。
勿論、評価高いレビューも沢山ありました。
ただ、今回は評価が割れている感じみたいですね。
評価低い方の感想で印象的だったのが、
1、恐竜が言葉を話して、人間が野獣扱いという設定そのものに全く感情移入出来なかった
2、いい話なんだけど、無難すぎ。何のひねりもない。
という2つ。うーん、なる程。。。
で、これらのレビューを観た上で、映画館で鑑賞した私の感想を述べます。
私の素直な感想としてはですね。。
「いつも通りぼろ泣き」しましたw
はい、もう、ただただ「いつも通りぼろ泣き」ですよ。
私がとにかく鑑賞中に泣きながらずっと思っていたのが、「やっぱピクサーは巧い!!」という事なんですよ。
2015年私的映画ランキングで5位に勝手にランクインさせた「インサイドヘッド」もそうでしたが、とにかく「笑うべきところで笑わせてくれて」「泣くべきところで泣かせてくれる」ポイントが見事なタイミングで来るんですよね。
そして「あのやりとりは、ここで回収するためのエピソードだったのか―!!」という見事な伏線。
私が一番泣いた伏線エピソード。
アーロとスポットが出会った頃、言葉の理解できないスポットの為に、アーロは小さな木の枝を土に立てて、それらの木をまるで囲んで「家族」という表現をします。
それを真似してスポットも木の枝を立てて丸で囲んで、自分の「家族」について説明。
このエピソードを前半で観た後、てんやわんやの大冒険があって、そしてラスト。
大親友のスポットと一緒に家に帰ると張り切るアーロの前に、人間の家族が現れます。
自分と同じ人間を見て大興奮するスポット。
でもスポットはアーロが一番大切な友達だから、アーロと一緒にアーロの家に行こうとします。
本当は大好きなアーロを自分の家に連れていきたいスポット。
でも、大冒険の中で成長したスポットは、アーロを人間の家族の方に押し戻します。
「何で?一緒に行こうよ」と言わんばかりに、何度もアーロの元に駆け寄るスポット。
そのたびにスポットを押し戻すアーロ。
そしてスポットと人間の家族を、あの「家族」を意味する「丸」で囲みます。
それを見て、自分の行くべき場所はアーロの家じゃないんだ、と理解するスポット。
そしてスポットは、アーロに別れのハグをして、人間の家族とともに去っていきます。
こんなん。。。
泣くに決まってるでしょうがあああ!
え?何?何?
こんな伏線回収エピソード見せられて泣かない人いるんですか?!
という事で、私は毎回ピクサー映画鑑賞時の恒例である「何度も泣いて最後メチャ号泣」祭りを今回も勝手に開催しておりました。
なので「アーロと少年」の私の感想は、「さすがピクサー!今回も一人で号泣祭りしちゃいました」です。
ただ、私は今作は泣きまくったし、傑作だと思いますが、先程書いたレビューのような意見もわかります。
確かに「アーロと少年」は、笑えて泣けて、すごく綺麗にまとまった作品です。
本来は、それこそが老若男女向けのエンターテイメントなんですよ。
ところが、ピクサーというのは、過去に「全く先の読めないハラハラ展開」な物語を創りまくってるので、ピクサーファンとしては、「今回は物足りなかったな」という人がいるのもわかります。
私的には特に『レミーの美味しいレストラン』とか『インサイドヘッド』なんていうのは、もうストーリーがどう進んでいくのか、こんな設定からどうやってラストに持って行くのか予測不可能な映画だったので、確かにこれらに比べると「超王道」すぎるのかもしれないです。
うん、でも私はやっぱ「超王道」って大好きなんですけどね。
それから「恐竜が言葉を話して、人間が野獣扱いという設定そのものに全く感情移入出来なかった」というご意見。
これですね、観る前は「そうなのかなーでも今までもピクサーって人間以外が主人公って多かったじゃん」と思ってたんですが。。。
実際に観てみて「もしかしてこういう事?」と思いついたので、勝手に語ります。
今までのピクサー映画って、「トイストーリー」のオモチャ達にせよ、「カーズ」の車たちにせよ、すべて「擬人化」で描かれてるんですよね。
人間が登場しない、もしくは登場しても脇役、というパターンの映画の場合は、人間以外の主人公達が「擬人化」して描かれているから、すごく感情移入出来るんです。
で、勿論人間が主役の「カールじいさんの空飛ぶ家」とか「ミスターインクレディブル」は、バリバリ人間が人間らしく魅力的に描かれています。
なので、もし今作の登場人物が恐竜たちだけだったら、恐竜=擬人化という感覚で、いつも通りのピクサー作品の感覚で観れたのかなーと。
ところが今回は、「擬人化された恐竜」に加えて「本物の人間」のダブル主役。
本来であれば人間の言葉を話す「擬人化された恐竜」に感情移入したいのですけど、でもその横には「本物の人間」もいるわけです。
しかも「本物の人間」が、今作では観る人によっては「家畜扱い」的にも見えたのかなと。
確かにアーロのかけた罠に人間のスポットがかかって、身動きとれないスポットをアーロが殴ろうとするシーン。
あのシーンは何か私も、ちょっとだけ嫌な感覚がありました。
もちろん、実際に殴ったりはしなかったんですけどね。
とまあ、あまり評価高くないレビューを私なりに勝手に解釈してみたわけですけど。。。
うーーーん、自分で語っといて何かあまりしっくりきません。
だって私はやっぱり「アーロと少年」すごくよかったから。
泣けるところで泣く、笑える所で笑う、という観客の求める感情揺れ動きポイントも見事なタイミングで盛り込んでくれたし、まさかの感動の伏線エピソードもありましたし。
とにかく今作の感想として一番言いたいのは「さすがピクサーは本当に巧い!そして感動一人号泣祭りを今回も有難う」です。
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