実写映画「ライオンキング」低評価に物申したい!私的感想とネタバレあらすじ

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ディズニー映画実写版『ライオン・キング』
公式予告編動画↓


 
2019年8月4日に日本公開した超名作ディズニー映画の実写版『ライオン・キング』。
 
私的に人生史に残るディズニー黄金期4作品の1つがこの『ライオン・キング』なのですが、予告編のシンバやナラ、スカーにムファサ達のCGとは到底思えないリアルすぎる映像と、アニメでも大好きなシンバ・ティモン・プンヴァの3匹が歩いていくシーンを見て涙腺崩壊しました。
 
ナラ役のビヨンセはじめ声優陣も嬉しすぎる豪華キャスト集結ですし、それに加えてこの映像美、あの名曲たち・・・映画館でも涙と鼻水垂れ流し状態必須です。
 
※以下『ライオンキング』のあらすじはネタバレ結末も含むのでご注意ください。
※『ライオンキング』の感想については一番ラストに追記してあります。
 

 

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映画『ライオンキング』ネタバレ含むあらすじ

 

出典:「Screen Rant」
 
動物たちの王国プライド・ロック。
 
ライオンの王ムファサに息子が誕生しシンバと名付けられました。
 
ムファサはやんちゃに成長したシンバに「サークル・オブ・ライフ(the Cricle of Life)」という自然界における生命のバランスについて等、大事な事を教えますが、肝心のシンバは幼馴染のナラと遊んでばかり。
 
 
ある日シンバはムファサに行く事を禁じられている「象の墓場」に遊びに行きます。
 
そこにはムファサの弟でありながら王位に就けないという理由から、ムファサとシンバを亡き者にしようと企んでいるスカーと手下が住んでいました。
 
スカーの手下のハイエナ達に襲われたシンバの前にムファサが現れ、シンバは危機一髪命拾いするものの、父ムファサが崖から落とされ死んでしまいます。
 
さらにスカーの画策により、ムファサ殺しの罪を擦りつけられたシンバは王国から追放されてしまいます。
 
 
行き倒れになりかけていたシンバは、ミーアキャットのティモン&イボイノシシのプンヴァの凸凹コンビに救われ、彼らと一緒に成長し大人になります。
 
 
シンバが気楽な自由ライフを送る一方、プライド・ランドはスカー達によって荒廃し動物達は絶望へと追いやられていました。
 
そんな中、かつての幼馴染のナラと偶然の再会をしたシンバは王国の危機を知らされます。
 
ナラから王国に戻る様に言われるものの、ムファサの死のトラウマから王国へ戻る決断が出来ないシンバ。
 
シンバの前に亡き父ムファサが幻影となって現れ、ようやく過去と向き合えたシンバはティモン・プンヴァを連れて王国へ戻ります。
 
 
王国に戻って来たシンバを動物達は受け入れ、ついにスカーと対峙したシンバは戦いに勝利しスカーはハイエナ達に殺されます。
 
平和が戻ってきた王国で王位に就いたシンバはナラと結ばれ、シンバとナラの間に新たな生命である子どもが誕生するのでした。
 
 


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ナラ役のビヨンセ以上に興奮した声優キャスト

 

出典:「BBC.com」
 
今作でナラ役を演じるビヨンセはもう世界中の人達が知ってると思いますし勿論私もビヨンセ好きなので嬉しいですが、個人的にはムファサ役の声優さんを知った時に鳥肌立ちました。
 
予告編でムファサの声を聞いた時はフツーに「うん、ムファサらしい渋くてカッコイイ声だ」位に思ってたのですが、ムファサ役のジェームズ・アール・ジョーンズという俳優さんはなんと・・・
 
私が大ファンの『スターウォーズ』シリーズのダース・ベイダーの声優さんじゃないですか!!
 
 
あとキウェテル・イジョフォー演じるスカーの声もメチャクチャ合ってて凄くいいです。
 
細く低い声に【いやらしさ】が見事に滲み出ていて、これぞスカー!!!です。
 
 

『ライオンキング』含む個人的「ディズニー黄金期の頂点4作品」の素晴らしさ

 

出典:「The Hollywood Reporter」
 
1989年から1999年までのディズニー映画の大成功時代は「ディズニールネサンス」と呼ばれてますが、この中でも私的な黄金期絶頂の4作品が『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『アラジン』そして『ライオンキング』。
 
4作品のDVDは擦り切れる位に観まくってきましたし、映画のサントラも全部持っていて数えきれない位聞いてきています。
 
『リトル・マーメイド』と『ライオンキング』はそれぞれ2回劇団四季で観ています。
 
この4作品は本当に私の生涯を変えた作品といっても過言ではなく、小学生の時に『リトル・マーメイド』を映画館で観て「アニメ映画で大号泣する」という経験を初めてしましたし
 
ディズニ―・ルネサンス時代の映画達はイントロ聞いた瞬間に涙が流れる名曲達ばかりで
 
中でも、洋楽・邦楽ら全ての音楽ジャンル含めて私的生涯の名曲トップ10の中には『リトル・マーメイド』の【パート・オブ・ユア・ワールド】、『ライオン・キング』の【サークル・オフ・ライフ】が入っています。
 
 
ただ他の3作品と違って私は『ライオン・キング』は劇場では観れませんでした。
 
何故かと言うと「ムファサがスカーによって殺される」というストーリーを先に知っていた為に、もう可愛そうすぎて悲しすぎて映画観るのが怖かったんです。
 
なので『ライオン・キング』は公開当初、観たいけど絶対にトラウマになるシーンが怖くて観に行けずDVDになってから観ました。
 
 
でもいざDVDで観たら映画館に行かなかった事を痛烈に公開しました。やっぱり大画面でみるべきだったよなーって。
 
DVD擦り切れる位に観まくったし、劇団四季も2回観に行けたし、もう一回また行きたいし、本当に名作中の名作だと思う。
 
 


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老若男女誰が観ても起承転結が分かりやすいストーリー、個性豊かで魅力的なキャラクター達(特に友情キャラの魅力がどの作品もやばい)、涙なしに聞けない神曲達、そして必ず味わえる「カタルシス」。
 
ディズニー映画の魅力の一つはこの「カタルシス」だと思うのですが、これは主人公やヒロイン側の勝利という王道の結末は勿論の事、「悪」がそれなりの罰を受けるという描かれ方をしてるからだと思うんです。
 
アースラもガストンもジャファーもムファサも、中途半端に懲らしめられるのではなくて、しっかりと「因果応報の末路を迎える」という点が、ディズニー作品でカタルシスを味わえる大きな要素の1つだと思う。
 
 
友情キャラクターが魅力あるという事を先述したけど、これもディズニー映画ならではの全作品に共通してる魅力だと思う。
 
私は『リトル・マーメイド』のセバスチャン、『美女と野獣』のルミエール、『アラジン』のジーニー、『ライオン・キング』のティモン&プンヴァ達が、主役&ヒロインを超える位に大好きなんだけど、私と同じく友情キャラが好きなファンって多いと思う。
 
 
だから主人公&ヒロインの愛の物語にもジーンとくるんだけど、主人公と友情キャラとの友情がもう涙腺崩壊でやばいのなんのって。
 
 
「悪たらしめる完全懲悪」として描かれてるヴィランズ(悪役)達も見事で、スカーやジャファーらディズニーアニメに登場する悪役には1ミリたりとも感情移入する要素がなく、「恐怖」「憎悪」の対象として描いてくれるおかげでヴィランズ達が最期を迎えた時にも何一つ切なさや悲しみの様な感情は湧かないし、ハッピーエンドへの高揚感が増してくれる。
 
 
『リトル・マーメイド』のアリエルとトリトン王、『美女と野獣』のベルとパパ、『アラジン』のジャスミンとパパの親子愛同様に、『ライオン・キング』でも父ムファサとシンバの親子愛も描かれてますが、シンバの場合はママも健在なのもあって、親子愛に加えて家族愛が描かれてるのもより心に刺さります。
 
 
ヴィランというキャラクター達をみても、アースラ・ガストン・ジャファーらに比べてスカーって『悪の中の最悪』キャラなので、だからよりムファサの死というエピソードがトラウマになる位に残るんですよね。
 
 
ムファサの死というシーンは、歴代ディズニー映画のトップ3に入るトラウマシーンなので、これをあのCGとは思えない超リアルな実写映像として再び観るのはちょっと怖くもありますが、アニメで無しえなかった「劇場で観る」というリベンジを今回こそ果たすべく、速攻で映画館に観に行きます。
 

※追記:『ライオンキング』ネタバレ感想

 
私はアニメ版『ライオンキング』DVDは数えきれない位に鑑賞し、劇団四季の『ライオンキング』も2回観に行った位、この作品の大ファンです。
 
「リトル・マーメイド」「美女と野獣」「アラジン」「ライオンキング」の4部作は、ディズニー映画大ファンの私の中でも超黄金期四天王として君臨する名作です。
 
という事を前提として、今作の実写版映画『ライオンキング』の感想を述べます。
 
 
まず私個人の感想を述べる前に・・・人気名作にあるあるの【賛否両論】レビューがあるのは仕方ないと思う。
 
でも、やたらにアニメ版のファンだからというだけで今作を叩いたり、別の漫画作品を引き合いに出して叩く、そういうレビューは本当に観ていて悲しくなる。
 
元のアニメ版を愛するが故の色々な想いはあるかもしれない、それは私もあるから気持ちはわかる。
 
でも原作と比較するとしてもリブート作に「愛情」が感じられたなら、そこは製作スタッフの人達の想いを評価してあげてほしいって思う。
 
 
映画を観る人の中には「初見」の人もいるわけで、製作側は「初見の人」と「原作や昔からのファン」の人達両方に向けて映画を作ってるから、バランスを取るのって中々難しいと思う。
 
だから私の場合はどんな大好きな名作のリメイク・リブート、実写化映画でも、「作品に対する愛情とリスペクト」が感じられたらそれは良い作品なのだと思う。
 
 
・・・と、まずは賛否両論に割れてる今作レビューについて個人的な意見をお話した所で、映画の感想についてお話していきます。
 
 
今作は★5つ中☆4点でした。
 
王道のストーリー、名曲の数々(特にオープニングの「サークルオブライフ」で早くも泣いた)、個性豊かなキャラクター達、親子愛、友情、そしてフルCGとは思えない映像美。
 
原作に忠実に描かかれていて、原作ファンが見ても所見の人が見ても心熱くなる傑作で面白かったです。
 
面白かったし傑作に間違いないんだけど・・・★満点ではなかったんだよなあ。
 
一足先に公開された実写版『アラジン』も、2017年に公開された実写版『美女と野獣』も、★満点でむしろアニメを超えたんじゃないかと思わせてくれたくらいの超傑作でした。
 
 
今作実写版『ライオンキング』の★マイナス1点分は何だったんだろうとエンドロールを観ながら振り返っていたんだけど
 
「思っていたよりも夢中にならなかった」
 
というのが理由だったんだと思います。
 
 
その理由というのが、あまりにリアルに動き回る動物達の姿が人間臭すぎて、でも人間ではないからどことなく違和感を感じたのかも、という事。
 
他の方がレビューで書かれていた「人間社会の縮図を擬人化した物語」という言葉が凄くしっくり来たのだけど
 
物語の軸となる「シンバが自分は何者かを迷い葛藤しながらも見出す」というテーマ、アニメで観た時は動物達の世界として全く違う視点で観れました。
 
でも今作はリアル過ぎて人間臭すぎるが故に、人間のとる行動や葛藤として観てしまいつつ、反面「でも見た目は人間じゃない」という点がスっと自分の中で上手く混ざってくれなかったのかなと思った。
 
 
かといって今作をここまでリアルに再現したフルCGには称賛を送りたいし、名作アニメを実写化してくれて鑑賞出来て良かったと思うし、いちエンターテイメント作品として老若男女問わずにお勧めしたい傑作である事には変わりません。
 
だから★評価で言うと個人的には5点満点中4点だけど、作品のクオリティとしては「アラジン」「美女と野獣」に劣らない名作に仕上がってると思う。
 
 
そして黄金期4天皇作品の中でも私が最も好きな「リトル・マーメイド」もいよいよ実写化という事で、2020年以降もディズニー名作映画が劇場鑑賞出来る事は、本当に嬉しい。
 
余談けど、「リトル・マーメイド」の名曲「パート・オブ・ユア・ワールド」はイントロ聞いただけで泣いてしまう生涯ベスト3に入る大好きな曲です。
 
今作のオープニングとラストで流れた「サークルオブライフ」を聞いてだだ泣きした私ですが、リトルマーメイドの時はもう嗚咽する気がします。
 
 
 
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