ハリポタは期待しないで!ファンタスティック・ビースト1ネタバレ感想

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予告編動画↓↓


 
シリーズ累計世界興行収入一兆円という記録を持つメガヒット映画『ハリーポッター』新シリーズ、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(原題:Fantastic Beasts & Where to Find Them)が11月23日に公開。
 

 

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ハリウッド映画オタクの私の人生を毎年楽しませてきてくれたハリーポッターシリーズ。
 
大学入学したてたっだ18歳の時に最初の第一作目『ハリーポッターと賢者の石』を劇場で観て一気にハマり、以来10年間全作品映画館で観てきました。
 
毎回ハリーポッターの新作予告を観る度に、「今年も来たアアアア!」と大興奮して本編映画以上に興奮してたのを覚えてます。
 
10年間という長い年月の中でハリー・ハーマイオニー・ロン達もグングン成長していって、『死の秘宝PART2』公開時には10代だった私も30歳手前。
 
20代という人生でも超貴重な10年、ハリーポッター、ロード・オブ・ザ・リングといった大作シリーズ達のおかげで私の20代はさらに楽しい10年でした。
 
全8作品の中でも個人的に好きな作品・イマイチな作品がありましたが(一番好きな作品は『ハリーポッターとアズカバンの囚人』、イマイチな作品については述べないでおきます。)
 
ラストは本当に満足の行く終わり方をしてくれて10年間観続けてきた甲斐があったと涙した記憶があります。
 
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出典:「harrypotter.wikia.com」
 
で、ハリーポッターを観たおかげで私の20代が楽しくなったばかりか、その後イギリスに移住してからも色々と助けられました。
 
ハリーポッターといえばイギリス映画の超代表作ですし、当然イギリス人達は皆大好きで原作読むの当たり前、映画観るの当たり前なわけです。
 
どんなに厳しい映画批評するイギリス人の友人でさえ、ハリーポッターの話となるともう少年のように目をキラキラさせながら楽しそうに語ります。
 
そして何よりもイギリスに来た当初、プライドの高いイギリス人達に中々受け入れてもらえなくてキツい思いをする中、私を救ってくれた一つが「ハリーポッターの話題」が話せたという事。
 
 
まだ海外と無縁の頃、若干23歳の時にハリーポッターのロケ地観たさにロンドン旅行に行き、キングスクロス駅や9と3/4駅に行ってた事がありまして、この時の写真を見せるとイギリス人達のガードが緩んで会話に入れてもらえたり、何てこともありました。
 
映画人生を楽しく飾ってくれただけでなく、私のイギリス移住の助けにまでなってくれた『ハリーポッター』シリーズには色々な意味で感謝しています。
 
 
前置きがメッチャ長くなりましたが、当然イギリスでは今作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』公開に向けて超お祭り騒ぎになってます。
 
子ども向けの本屋に行けば過去のハリーポッターシリーズの原作は勿論、どさくさに紛れてよく分からないファンタジー絵本が一緒に特集さえれているわ
 
もはやハロウィンとハリーポッターがごちゃ混ぜになってるのか、ハロウィンの魔女の恰好しながら魔法の杖で呪文唱えてくるパフォーマーいるわでワケわかりません。
 
でもこうやって『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』に向けてワクワクな気持ちを沢山の人達と共有できるのは嬉しい事ですね。
 
 
 

『ハリーポッターシリーズ』ハリーやハーマイオニー達との繋がりや原作について

 
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出典:「www.traileraddict.com」
 
今作『ファンタスティックビーストと魔法使いの旅』は『ハリーポッターシリーズ』との繋がりは勿論、ハリーやハーマイオニー・ロン達とも嬉しい意外な接点があります。
 
時代背景は1作目『ハリーポッターと賢者の石』の約70年前。
 
今回の主役ニュート・スキャマンダーが後に執筆するのが、なんとハリーやハーマイオニーが授業で使っていた『幻の動物とその生息地』という教科書。
 
『幻の動物とその生息地』は2001年に実際にイギリス・アメリカ・日本でも発売されていて、原作者のJ・K・ローリング曰く「ハリーポッター執筆中にニュートがどんな人物だったか興味を持った」という経緯から、J・K・ローリングが映画の為に脚本を書きおろし映画化となったというわけです。
 
この本の中にはハリーやロンが書きこんだ落書きが再現されていて、一部にはハーマイオニーの落書きもあるそうです。
 
さらにはダンブルドア校長の前書きまで書かれているという超レアな本ですが現在は入手が難しいとの事。
 
 
ハリーやハーマイオニー達が教科書として使っていた『幻の動物とその生息地』を執筆した人物が今作の主役なんて・・・
 
メッチャワクワクしません?
 
ニュートが今回の冒険を繰り広げた後に執筆した本を、70年後にハリーやハーマイオニー達が使ってる事を想像したら、もうそれだけで超ワクワクとまらないですよ。
 
 
さらにニュートとハリー達との繋がりは教科書だけじゃありません。
 
ニュートの孫はハリーの仲間ルーナ・ラブグッドの結婚相手という裏設定も実はあったりで、ニュートとハリー達が直接会う事はなくても、きちんと繋がりがあるというのがファンとしてはたまらないですね。
 
さらに予告編動画を観た時、ドビーでおなじみの屋敷しもべ妖精も姿も見えたのでこりゃもーワクワク感倍増でしょう。
 
 


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『ファンタスティックビーストと魔法使いの旅』あらすじ

 
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出典:「www.warnerbros.co.uk」
 
世界中を旅する魔法動物学の魔法使い、ニュート・スキャマンダー。
 
彼は世界中の「魔法動物=ビースト」を調査する為、どんなものでも入る魔法のトランクを持ちニューヨークへとやってきた。
 
ところが誤ってトランクが開けられてしまい、魔法のトランクの中にいた魔法動物達が逃げ出した事から街は大騒ぎになる。
 
ニュートは米国魔法省に追われる身となり、やがて”魔法使い狩り”の陰謀に巻きこまれていく。
 
 
 

原作・映画ともに記された『ハリーポッターシリーズ』の伝説

 
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出典:「screenrant.com」
 
1997年に原作第1巻『ハリーポッターと賢者の石』が発売されると、当時無名の作者の作品にも関わらず一気に世界中でベストセラーに。
 
子ども・大人の枠を超えて愛され続けもはや児童文学の枠を超えて社会現象とまでなりました。
 
シリーズ世界累計発行部数は4億5千万部で史上最も売れたシリーズ作品という伝説を作りました。
 
 
原作のみならず、もちろん映画も伝説に。
 
2001年から2011年まで公開されたシリーズ8作の映画版も、シリーズ累計世界興行収入が一兆円というモンスター映画に。
 
 
映画館で予告編を観て居る時に、あの音楽とあのモヤがかった映画配給会社のロゴを見た瞬間、ハリポタの予告編きたー!と鼻血出さんばかりの大興奮でした。
 
 
※ここから先はハリポタシリーズのネタバレありなのでご注意ください。※※
 
 
先ほども述べましたが、私はシリーズの中でも評価の高い『ハリーポッターとアズカバンの囚人』がシリーズ1の傑作だと思います。
 
綿密に練りこまれたストーリー、ハリーとシリウス・ブラックの親子のような愛、そして驚愕のラストと、この作品は2回映画館に観に行きました。
 
 
 
何と言ってもハリーポッターシリーズの魅力は個性超豊かなキャラクター達。
 
私は個人的にハーマイオニーとロンの双子のお兄ちゃん達が好きでした。
 
マルフォイも最初は結構好きだったんだけど、なんか徐々に本当にただのタチの悪い奴じゃない?と好感度グングン下がるわ、逆に後半にきて突然スネイプ先生の好感度上がりまくってやばかったです。
 
スネイプ先生というキャラクターは最期の最期でとんでもない人気爆発となりましたね。
 
スネイプ先生以外にも、『ラブ・アクチュアリー』はじめ彼の出演作品は沢山みてきたので、スネイプ先生を演じた故アラン・リックマンの訃報を知った時は泣きました。
 
 
そして私の中で、ハリーポッターシリーズといったら欠かせないキャラ。。。キャラというか演じた女優さん自体が強烈なのですが。。。
 
ヴォルデモート卿より恐ろしかった魔女ベラトリックス・レストレンジ!
もう彼女が出現するだけでマジで毎回怖かった。
 
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出典:「harrypotter.wikia.com」
 
 
ヘレナ・ボナム=カーターがハマり役すぎて、この方が2児のママと聞いた時信じられんかった。。。
 
ヘレナ・ボナム=カーターといえば奇天烈な役を演じたら天下一品、ティム・バートン作品はじめハリウッド映画には欠かせない大女優ですが、私の中ではダントツでベラトリクスのイメージ。
 
というか特殊メイクとかしなくて十分自然なままでベラトリクスに見えるんですけど。
好きな女優さんですけど、今でも見るとちょっとベラトリクス思い出して怖いんですけど。
 
 
ハーマイオニーみたいに「好きなキャラ」ではないですし、何と言ってもハリーの大事な人シリウス・ブラックを殺したので、どちらかというとシリーズ中ずっと許せなかったキャラですが、「一番印象に残ったキャラは誰?」と聞かれたら私の場合は間違いなくベラトリクスです。
 
ヴォルデモードよりもベラトリクスです。
 
最後ロンのお母ちゃん殺されちゃうかと思った。。。よく踏ん張ってくれたよ肝っ玉お母ちゃん。。。
 
あのベラトリクスと対等にやりあうなんて、さすがウィーズリー家のママ。
 
 
 

「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」ネタバレ感想

 
映像は綺麗でした。。。うん、映像は凄く良かった。
 
ただツッコミどころが満載で、ハリーポッターを期待して観に行くとちょっと期待外れかも・・・
 
 
何といってもキャラクター達に感情移入が正直出来なくて、さらに物語の本筋と関係ない所でキャラクタ―達が好き勝手動き回っちゃうから本筋が何だったのか途中で分からなくなりました。
 
 
主人公のニュートは魔法動物を追いかけるだけで肝心の事件には関与してなくて、何のために彼が存在してるのかが良く分からないし
 
ヒロイン?的な位置にいるティナも自由奔放に動き回った挙句に自業自得な危機に陥ります。
 
あと・・・正直、ティナが可愛いヒロインだったらもう少し救われたかな。。。
 
ハリポタだってハーマイオニーが可愛くなかったら感情移入出来ないと思うんです。
 
 
ファンタジー映画のストーリーや設定の甘さにツッコミをするのはナンセンスだと思うので、そこは一切ツッコミを入れないとしても
 
肝心のキャラクター達に感情移入が出来ないと2時間半観続けるのはちょっときついかな、というのが正直な感想です。
 
 
でも映像は本当に綺麗で魅了されるので、そのおかげでちょっと楽しめました。
 
 
2作目ではもっとキャラクター達の行動に一貫性が出る事を期待。。。かな。
 
 
 
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konkatsu

 
 

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