ドラゴンクエスト・ユアストーリー鑑賞前にネタバレラストの結末知って良かった

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映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』
公式予告編動画↓


 
2019年8月2日に公開された3DCG映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』。
 
鳥山明先生がキャラクターデザインをしてるから、という理由がきっかけで早くもドラクエファン歴は30年超え。
 
映画館で予告編映像を観てパパス&ゲマのあのシーンで泣いたドラクエファンは私だけではないハズ。
 
今回は声優キャスト達も実力派の人達大集合だし、何といってもあの泣けるドラクエ5がベースだからドラクエファンからも評価高いんじゃないかな。
 
※あまりにも酷評だったので、映画館行くのが怖くて先にネタバレ感想レビューを観てしまいましたが・・・観に行く前にラストの結末知って良かった・・・観に行ってたら立ち直れなかった。
今回人生で初めて【劇場鑑賞してないけどネタバレ感想を書く】事になりましたが、ラストの結末とネタバレ感想については一番ラストに追記してあります。
 

 

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豪華声優キャスト陣の中でも山田孝之演じるパパスが最高!

 

出典:「https://cinema-press.com/」
 
今作『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の原作となってるのは「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」。
 
親子愛、家族愛を描いたVは全シリーズの中でも人気高いですよね。
 
私も周囲のドラクエファンではVは女性人気がメッチャ高いかな。
 
男性はⅢかⅣが一番好きって人が多い。
 
ちなみに私が一番好きなのはⅥですがⅤも勿論大好きだし、スーファミ版&DS版でプレイしまくりました。
 
 
今までに30回は全クリまでプレイしてきてると思うけど、何度やっても毎回ゲマ&パパスのシーンでは号泣するし、「今回こそ花嫁はフローラに挑」と決めてプレイしても必ず毎回ビアンカを選んじゃいます。
 
だってフローラは主人公に選ばれなくてもアンディがいるじゃない。。。だけど・・・ビアンカは主人公がフローラと結婚しちゃったら一人ぼっちなんだよー!!!!泣
 
 
「フローラと結婚した方が子ども達強い呪文使えるよ」って散々周囲から言われてきたし、分かってる!分かってるんだ!1回位はフローラ嫁さんバージョンでプレイしようって。
 
でもダメなんですよ!!もう花嫁選び直前までどんなに「今回こそフローラ」って決めてても絶対にビアンカしか選べない私。
 
DS版で花嫁候補にデボラが加わったけど、もはや私にとっては何も関係なかったという・・w
 
だってどーせビアンカしか選べないからね私!!
 
どんな凄い能力持った花嫁候補が何人増えようが・・・
 
どの道ビアンカしか選べないからね私!!
 
 
声優キャストについて語るはずが、花嫁選びに話が逸れちゃったので話題を戻して・・・
 
 
今回の声優キャストの人達みんなピッタリなナイスキャスティングですが、中でも群を抜いて山田孝之さん演じるパパスが最高!!!
 
豪華声優キャスト一覧はコチラ↓
 
●主人公リュカ・・・佐藤健
●ビアンカ・・・・・有村架純
●フローラ・・・・・波瑠
●ヘンリー・・・・・坂口健太郎
 
坂口健太郎さんのヘンリー良いね!
あの一見お気楽だけど真面目で誠実で友情に熱い親友ヘンリーのイメージにピッタリです。
 
 
●ルドマン・・・・松尾スズキ
●マーサ・・・・・賀来千香子
●ミルドラース・・井浦新
●ブオーン・・・・古田新太
●サンチョ・・・・ケンドーコバヤシ
●パパス・・・・・山田孝之
●ゲマ・・・・・・吉田剛太郎
 
山田孝之パパス&吉田剛太郎ゲマは予告編映像観た時になんかもう既に思い切り泣いたし鳥肌立った!
ケンコバのサンチョも早く観たいw
 
●原作&監修・・・堀井雄二
●音楽・・・・・・すぎやまこういち
●監督・・・・・・山崎貴
 
堀井雄二さんとすぎやまこういちさんコンビはもう伝説の神々の域だから今更何も言う事もなかろうって話ですよね。
 
そして監督!山崎貴監督で良かった!!!
 
私はハリウッド映画オタクなので人生のベスト映画を挙げると洋画タイトルばかりなのですが、その中に名を刻む邦画ナンバー1映画が『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズなんです!
 
滅多に邦画のDVDを買わない私ですが、『ALWAYS 三丁目の夕日』は3部作全てDVD買って海外住んで居た時に観まくっては日本を懐かしんで泣いてました。
 
『ALWAYS 三丁目の夕日』は紛れもなく私の人生史上ナンバー1映画ですが、監督が山崎監督なんですよね!
 
人間ドラマを描かせたら日本の映画界でもダントツの監督さんだと思ってるし、ドラクエの魅力はキャラデザ&神曲、そして「泣ける人間ドラマ」だと私は思ってるから、まさに山崎監督がピッタリだと思うし、山崎監督が監督で良かった!!
 
 


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『ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁』とは・・・衝撃だらけの名作

 

出典:「https://www.jp.square-enix.com/」
 
天空シリーズ2作目となる『ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁』はドラクエファンにとっては色んな意味で衝撃度が高かった作品だと思う。
 
スーパーファミコン版のドラクエⅤをベースに私的衝撃だった事件簿をいくつか例に挙げると。。。
 
●主人公なのに勇者じゃない(むしろ奴隷生活まで経験する)
 
●主人公なのに8年も石化させられる(奥様は10年石化)
 
●初めてモンスターを仲間に出来る新システム(スライムナイトが一番好きで毎回必ずラストパーティーまで一緒。もちろん名前はピエールw)
 
●花嫁選びという人生一大イベントがある(ドラクエ初の草食系主人公かと思いきや意外とやるのね、と小学生ながらに思った)
 
●主人公1代でなく親子3代に渡り引き継がれる壮大なドラマ(「丁寧に描かれる家族愛の話」がこの作品の最大の魅力だと思う)
 
 
でもやっぱり一番衝撃度が凄まじかったというか泣いたのは父親パパスとのエピソードです。
 
小学生だった当時、ドラクエVのパパスとのシーンをクラスメイト達と一緒に繰り返しプレイしてみんなで泣きながら「パパスー!!」って叫ぶ遊びが流行った程。
 
前作「ドラクエⅣ 導かれし者たち」のデスピサロという敵キャラは、「敵には敵なりの信念や正義がある」というものを見せてもらって敵側にも情が入ったけど、Ⅴのゲマは完全懲悪だからもう本当に当時はもう憎くて仕方なかった。
 
 


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鳥山明先生の絵とドラゴンクエストシリーズは私の人生の一部

 

出典:「ゲーム王国」
 
私が幼稚園の時に既にプロマンガ家を目指した(&なれた)のは鳥山明先生の『ドラゴンボール』のおかげだし、私にとって鳥山明先生は尊敬する沢山の漫画家さんの中でもダントツで神的な存在。
 
小学校の入学祝で初めてファミコン版の『ドラゴンクエスト4/導かれしものたち』を買ってもらって以来、ドラクエシリーズには人生かけてハマリ、今でもドラクエやれば余裕で48時間寝ずにレベルアップ&職業熟練度アップしつづける廃人と化します。
 
 
私の周囲ではドラクエ4&5が人気がメッチャ高いし、私も天空シリーズの3部作は大好きで一番プレイしたけど、一番好きなシリーズは6。
 
理由は5を超える位に6のエンディングで号泣したから。
 
まだプレイした事ない人にネタバレしたくないのでストーリーには触れませんが6は涙腺崩壊するくらいに泣かされる。
 
ゲームにあんなに泣かされたのはドラクエ6が初めてだし、あれ以上に泣いたゲームは今の所ない。(というかドラクエばっかりやってるから他のあまり知らないんですがw)
 
 
小学校1年生の時に両親にファミコンとソフトを1つ入学祝にプレゼントしてもらえて、ソフト何がいいか聞かれた時に迷わずに私は『ドラクエ4』と答えました。
 
当時はRPGとか良くわかんなかったし、全然ゲームをやった事もなかったし、しかもまさか当時夢中になってた「ドラゴンボール」と同じ作家さんがキャラデザをしてるなんて幼稚園卒業したての私が知るわけもなく。。。
 

出典:「www.jp.square-enix.com」
 
幼稚園ですでに私は鳥山明ワールドに魅了されていたんですね。
 
そして帰って早速人生で初めてRPGをプレイするんだけど、ドラクエ4のおかげでロールプレイングゲームというものの楽しさにドハマリ。
 
それからはもう毎日遅くまでドラクエやって、ピカピカの1年生なのに翌朝起きれなくて遅刻しかける日々の始まり。
 
ドラクエあるある、セーブデータが消えて翌日もう学校休みたいくらいの絶望感に襲われた日々も数えきれず。
 
 
お年玉で「ドラクエ4コマ漫画劇場」をコンプリートして、自分もドラクエ4コマを送りまくったのが、今思う人生初の「静止画」じゃなくて「漫画」を描いた経験だったなあ。
 
 
ドラクエについて語ると本当にもう止まらないのですが、同じく鳥山先生&堀井雄二さんの神コンビの『クロノ・トリガー』と『ドラゴン・クエスト』シリーズは私の生涯ナンバー1の名作ゲームです。
 
なんかネット上で鳥山明先生がどうこうって色んな情報出てくるけど・・・どんな事情があるにせよ、鳥山先生のキャラデザあってこそのドラクエという傑作が誕生したワケだし、私は今作はドラクエワールドを楽しむだけじゃなくて、鳥山明ワールドを楽しむという気持ちも持って映画館に観に行きます。
 
 
そしてパパス&ゲマのあのシーンを観て泣いて、ビアンカとのエピソードを観て泣いて、目を真っ赤にして劇場を後にするんだと思います。
 
 
スライムナイトが登場したら嬉しいなあ。。。
 
 

※追記:あまりに酷すぎるラストの結末とネタバレ感想

 
大人気ゲームの実写化だから当然賛否両論起こる事は予測してはいましたが、何か・・・周囲で観にったドラクエファンの友達が「あれはドラクエやった事ない人でお激怒するよ」と涙流して観た事を後悔していたので、恐ろしくなってネタバレレビューを先に読んでしまった。
 
ドラクエファンから、ドラクエ全くプレイした事ない人まで、誰もがとにかく映画に対して激怒したり、悲しさを綴っていたレビューを読み漁りました。
 
私はドラクエ超絶ファンですが、これらのレビューを読んで感じた事は
 
映画館観に行く前にラストの結末を知れて良かった・・・レビューで読むだけでもこんなに憤りを感じるのだから、映画館で鑑賞なんてしてしまったら怒りどころじゃおさまらなかった。
 
 
という事で、私の映画人生初の「映画を鑑賞してないけど他の人達のネタバレレビューやラストの結末を知った上で感想を述べる」事にします。
 
 
まず、ラストの結末に行く前に散々酷評されてるストーリーについて
 
ドラクエVの一大イベントである「花嫁選び」。
 
Vの主人公の魅力というのは「誠実さ」なんだけど、それがこの「花嫁選び」エピソードでぶっ壊される。
 
ビアンカとフローラという2人の花嫁候補。
 
主人公リュカは幼馴染のビアンカではなくてフローラに告白。
 
うん、これはまあいいよ。私は絶対ビアンカしか選べない派だけど、リュカの決断だからありだよ。
 
でもこの後、リュカに告白されたフローラが「リュカの花嫁にふさわしいのはビアンカ」だと考え、リュカとフローラの結婚を取り下げる様に仕向ける。
 
そしたらね、途端にリュカはビアンカに告白するの。そしてビアンカも怒りもせずにすんなりOK。
 
 
・・・・えええええ!!
 
ビアンカ、単なる都合のいい女として描かれてるし、リュカがただのゲス野郎なんだけど!!!
 
素朴で誠実な青年の姿が微塵もないんだけど!!!
 
 
でもまだいいよ。1万歩譲ってそれでもまだどうにか映画としては観れるよ。もうキャラへの感情移入は一切出来ないけど。
 
 
ストーリーがただゲームのダイジェスト版になってるとか、恐らく山崎監督はRPGをプレイした経験がなくてあまりにチートな戦闘が繰り返される事も、まだ映画として観れるよ。
 
メガンテ寸前な気分だけど。
 
 
ラストの酷すぎる結末さえなければ、主人公がクソ野郎でも、チートなダイジェスト版だけのストーリーでも、感動するお客さんは居たと思う。
 
だってあの音楽を映画館で聞けるだけでも感動ものだと思うし、モンスター達が大画面で動き回ってる躍動感とかゾクゾクすると思うし、特にゲームファンじゃなかったら元々のストーリーもよく知らないから「エンターテイメント」として純粋に楽しめる人も沢山居たと思うんだ。
 
 
でも山崎監督・・・・
 
ラストでアナタは絶対にやっちゃいけない描き方をしてしまったから、ドラクエファンは勿論、ドラクエプレイした事ない人達にの心までメラゾーマで攻撃しちゃったんですね。。。
 
 
 
ラスボスのミルドラースをようやく倒してフィナーレ・・・と思いきや突然画面がフリーズ。
 
そして突然登場した棒人間が「この世界は単なるプログラミングだよー。君たちが見てたのはただのVRの世界だよー。大人になろうぜ!」的な事を語る。
 
固まる観客に棒人間は更に続けます。
 
「これはアナタの物語だよー。ほら、副題に「ユア・ストーリー」ってあるでしょ。どう?2時間のゲーム世界楽しめたっしょ?」
 
 
 
・・・・・私はね、歴代の邦画映画の中で「Always 三丁目の夕日」シリーズが一番大好きで、DVD3部作買って海外に持っていった位で、だからこの映画の監督である山崎監督の事は本当に尊敬していたんです。
 
今作も山崎監督だから、期待を裏切らないどころか上回る傑作として創り上げてくれるんだろうな、て思ってたんです。
 
 
というか、これはもはや監督だけの責任ではない。
 
監督、脚本、この映画のストーリー製作に関わったスタッフすべての責任だよね。
 
 
何でこんなストーリーを世に送り出そうとスタッフ達は思ったんだろうか。
 
山崎監督は恐らくRPGなんてプレイした事もないし、RPGゲームの実写化も望んでやったわけではないんじゃないか。
 
とかね、もう何か裏側を考察しないと消化できない位のトンデモない映画が世に出てしまったという事で。
 
 
普段私は映画の評価はかなり甘いから、賛否両論される映画でも、自分が観て「つまらん」と思った映画でも、レビューが辛口になる事は殆どない。
 
だって映画にかけたスタッフ達の想いや愛情を考えると、一概に批判ばかりするのもどうかと思ってしまうから。
 
でも今作においては・・・フォローが何も見つからない。
 
 
ただ思う事は、観に行かなくてよかった・・・という事。
 
観に行ってたらドラクエVをDSでプレイする事が出来なくなってたんじゃないか?とすら思う。
 
 
 
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