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『アベンジャーズ』、『スパイダーマン』、『X-MEN』らスーパーヒーロー達を生みだしてきた漫画マーベル・コミックスから誕生した新ヒーロー。
不死身の体と人間離れした身体能力、性格は超自己中心派、世界中で大ブームになってる超個性派ヒーロー、映画『デッドプール』。
日本では2016年6月1日に公開。
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正義の為に戦う何てクソくらえ、戦うのは自分の復讐の為だけ。
あの「X-MEN』チームに勧誘されてもチームには属さず、自分の為にだけ戦う自己中心派。
毒舌でジョークも連発しまくり、移動手段はタクシーの無賃乗車。
自分の事を「俺ちゃん」と呼び、赤いスーツで驚異の治癒力と戦闘能力を持つ男。
いかにも外国人(特にアメリカ人)が好きそうなメチャクチャなヒーロー「デッドプール」。
私はマーベル・ヒーローシリーズ映画はほぼ全て観ているマーベルファンですけど、彼の存在は海外に行くまで全く知りませんでした。
海外来て、周囲の外国人達がマーベルヒーローの話になった時、「デッドプール」の事を話して大爆笑してたので、そこで初めて知りました。
R指定作品にも関わらず、アメリカでは公開早々大ヒットを飛ばし、早くもデッドプール旋風を巻き起こしたそう。
日本人は好みがメッチャわかれる映画ですけど、アメリカなら「テッド」同様、国民的な人気者でしょうね彼。
内容が過激すぎて一部の国では上映禁止になってるそうで、タランティーノよろしくのバイオレンスもあり。
バイオレンス映画が好きではない方は、微妙かもです。
ちなみに私の外国人夫は、この手の映画いつも大爆笑です。
映画『デッドプール』あらすじ
出典:「www.foxmovies.com」
NYで暮らす傭兵のウェイド・ウィルドンは恋人ヴァネッサと幸せな日々を過ごしていた。
だがウェイドは末期がんであると診断され、治療の引き換えに怪しげな人体実験を受けることを決意。
実はその実験はがんの治療ではなく、ウェイドの細胞を変異させ超人化し、オークションで売り飛ばそうとする謎の組織の拷問だった。
実験によって超人的な治癒力を身に着けたウェイドだが、副作用によってイケメンだった顔は醜く変貌する。
ヴァネッサに醜い顔を見られたくないウェイドはマスクを付け、自分の顔を治させる為、ヴァネッサと元のイケメン顔で再会するため、謎の組織に復讐を誓う「デッドプール」となった。
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原作漫画では『X-MEN』に登場、『スパイダーマン』とも友達
出典:「marvel.com」
原作漫画であるマーベル・コミックによると、彼はウルヴァリンのヒーリング・ファクター注入により得た不死身の体を持つ。
テレポーテーション(瞬間移動)も可能、射撃の腕は軍人レベルで、刀を使った戦いも得意。
さらに、自分は架空で創られたキャラだという自覚を持つ「第四の壁」と呼ばれる概念も持っていて、読者に話しかける事もアリ。
アベンジャーズやデアデビルにも登場し、X-MENに登場する時はギャグ担当という立ち位置で登場します。
そして、私がマーベルの中でバットマンと並んで一番好きなヒーロー、スパイダーマンとも友達なんです。
まあ友達というか、デッドプールが一方的にスパイダーマンに絡んでるだけなんですが。。。
こんなメチャクチャな個性を持ちながら色んなマーベル・シリーズに登場してるので、そりゃもう顔の広さは半端ない男です。
コミックの中では読者に話しかけまくりの「第四の壁」壊したヒーローなので、映画版でも観客に話しかけてきそうな予感しますよね。
以前観たクリスチャン・ベール&ブラピ出演の『マネーショート』でも、映画のキャラが観客にメッチャ話しかけてくるという演出がありましたけど、やりすぎなければ面白い演出ですよね。
「デッドプール」ネタバレ感想
出典:「www.foxmovies.com」
エロ・グロで主人公にも共感出来ずガッカリ映画だろうなーと、全く期待せずに観た今作。
何で見たかというと外国人の友人達&夫が観に行こうと張り切っていたから、気乗りしないも、「うーんでもマーベルヒーローは一通り観てるし、批判するにも観ない事には出来ないし・・・」という微妙なテンションで鑑賞。
で、観た感想。
「何これ、フツーにってか、かなり面白いじゃん!」
アベンジャーズに加わってほしくないとか言ってゴメン、デップ―。
私はデップーことデッドプールは、「信念も何もなく空っぽで相手を殺しまくる超身勝手男」という偏見をもっていたんですが
「一人の女性を一途に愛し、弱きものを守る超ナイスガイ」なヒーローでした。
もともとデッドプールになる前のウェイドの仕事は傭兵ですが、ストーカー男から守った女性顧客からお金を貰わなかったり、この時点でかなりカッコイイ男。
恋人ヴァネッサと出会ってからは一途に彼女のことを大切に愛し、実験のせいで醜い顔になってからもヴァネッサに合う勇気が出せないものの、彼女を密かに見守り続ける、という何とも一途な男。
彼が戦う理由も一つ「愛する女性と再び幸せに暮らしたいから」。
全然身勝手でも何でもないし、私的にはデップーはメッチャかっこいいヒーローでした。
下ネタ・グロばかりと前評判で聞いてましたが、うーーん。。。そんなに下ネタ・グロだけの映画ではなかった気がする。
私はグロは大嫌いですが、それでも観れたのでそんなに言うほどだったのかなあ・・・
もしかしたら主人公がカッコよくて超共感出来たので、他の下ネタ・グロが大して気にせずに観れたのかもしれないですが。
私の場合は少年漫画家という職業病もあって、「映画も漫画も主人公がカッコよくてナンボ」的な感覚があります。
なので多少ストーリーおざなりでも、キャラクターに共感出来ればその映画は楽しめますし、ストーリー良くてもキャラクターがよろしくないと評価下がる、という基準で映画を観てます。
だから今回のデップーという主人公は、フツーにイケメンのヒーローですごく好感持てたので、映画自体の評価も高くなったのかなーとも思います。
でもストーリーも単調ながら飽きさせずに工夫されてましたし、外国人の夫程は笑いませんでしたが所々のギャグも楽しめたので、作品の評価としてはかなり高いです。
ただ確かに下ネタ・グロはあるので、そういうのが一切ダメ!という人にはおススメしません。
一途に愛する女性を守る為に戦い、戦いの後にいざ恋人と再会したものの、マスクの下を彼女に見せる勇気がなく・・・という一面もすごくよかった。
アベンジャーズ加入しないでとかいってごめん、デップー。
どうぞどうぞ加入して!アンタかっこいいよデップー。
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