国際結婚の離婚率が高い7つの原因と体験談④:外国人夫の家族との関係

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出典:「https://www.pexels.com/」
 
今回も前回に引き続き「国際結婚の離婚率が高い7つの原因と私の体験談その4」についてお話します。
 
最初から記事を読んで居ない方は「憧れと愛だけじゃ難しい。国際結婚の離婚率が高い7つの原因と体験談その1」を参照して下さい。
 

 


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国際結婚の離婚率が高い原因その6:夫の家族との問題

 
日本人同士の結婚ではよく嫁と姑についての問題を聞きますよね。
 
私の友人でも姑さんと仲が悪いという女友達が結構居ますし、話を聞くたびに大変だな~と思います。
 
 
夫が外国人男性の場合は嫁姑問題はどうなのかと言うと・・・相手の家族次第です。
 
私がイギリスで一番お世話になった日本人の奥様は、イギリス人の夫と結婚してから最初の数年は姑さんが一切口をきいてくれなかったそうです。
 
お義母さんは自分の息子がアジア人と結婚した事が物凄く嫌だったそうで、アジア人の妻というだけで嫌われていたんだそうです。
 
子供が生まれて異国の地で一生懸命子育てしている姿をみていく内に、ようやく少しずつお姑さんの方が日本人の奥様の頑張りを認めてくれんだとか。
 
 
例え外国人夫が差別をしない人だとしても、上記の例の様に義理の母親や親族が差別する人の場合、日本人女性というだけで嫌な思いをする事もありますし
 
夫が無宗教でも家族が宗教信仰が強い場合は、妻も結婚後には改宗しないといけなかったり、もしくは同族以外との結婚自体を反対されるという場合もあります。
 
 
しかも外国人は日本人に比べて家族間の距離が物凄く近いので、毎週末外国人夫の実家に行かないといけなかったり、ホームパーティーが頻繁に開かれて参加しないといけないという事もよくあります。
 
 
夫の家族が良い人達なら多少ストレス感じてもどうにかこなせるものですが、夫の家族と合わない場合は本当にキツイです。
 
ただでさえ異国の地に住んで孤独を感じていたり、言葉の壁があったりホームシックになったりと、国際結婚は日本人同士の結婚以上にストレスの原因が沢山あります。
 
私の直接の知り合いの国際結婚カップルでは家族の理由で離婚された夫婦はいませんが、知り合いづてに聞いてきた話では夫の家族が原因となって離婚された夫婦もいます。
 
 
国際離婚されてない夫婦の人達で日本人奥様達の話を聞くと、みんな強いな~と感心します。
 
外国人は物事をハッキリ言う人達ですが、それは嫁姑関係でも同じで、姑さんと会う度に殴り合いになる位の口喧嘩をしてきたという奥様も何人かいます。
 
 
まあでも、日本人同士のネチネチした嫁姑問題の方が私は聞いていて恐ろしいので、国際結婚の嫁姑問題のがまだハッキリしていてマシかなと思っちゃいます。
 
 
 


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私の場合は嫁姑問題は一切なかったけど別の問題がありました

 
私の場合は夫の両親がすでに離婚していて夫は父親に育てられた為、嫁姑問題は味わった事はありません。
 
なので嫁姑問題を経験されてる日本人妻の方達ほどの苦労は味わってませんが、ただ私の場合も結婚してイギリスに住み始めた最初の1年、夫と夫の父親と価値観の違いからぶつかった事が何度かありました。
 
 
ポーランド人の夫は7人兄妹の一番上で、あまり豊かではない環境で育ってきました。
 
高校生の時には既に家を出て独り暮らしをして、働いて実家に仕送りをしながら大学院まで自力で卒業したという苦労人なのですが
 
ポーランドはじめ東ヨーロッパでは夫の様な環境で育ってる人は少なくありませんし、子どもが親の為にイギリス等の先進国に働きに出て家族に仕送りをしているというパターンも多いです。
 
イギリスにもアイルランドにも沢山のポーランド人が住んでいますが、夫いわく「英語が出来るポーランド人はポーランドには残らずに英語圏に出ていく。自分の国には未来がないから」という事です。
 
 
日本にアジア諸国の人達が出稼ぎに来ている様に、ヨーロッパでも東ヨーロッパ出身の人達が西ヨーロッパにより良い仕事・お給料を求めてやって来ます。
 
しかもEU加盟国同士であればビザは必要ないので(今後イギリスの情勢は大きく変わると思いますが)、日本人が海外に行くのと違い簡単に移住出来ます。
 
 
 
夫は大学院卒業後にポーランドで就職したものの、英語を独学で勉強してイギリスへ移住しました。
 
ポーランドで就職してる間も、イギリス来てからもしばらくは母国に暮らす父親に仕送りをしていました。
 
 
私が夫とイギリスに暮らして居た時、義父さんはポーランドに住んでましたから一緒に暮らすという事はなかったのですが、よくイギリスに来ては私達の家に3週間~1か月の長期滞在をしていました。
 
夫の父親はおおらかで良い人ですが、英語が出来ないのでコミュニケーションも夫が居ないと難しいですし、お義父さんが来るたびに私はストレスになってました。
 
特に当時は私も慣れないイギリス生活でホームシックになったり、強烈な訛りのあるイギリス英語が全然聞き取れなくて毎日がアップアップだったので、気持ちに余裕が持てずにお義父さんが来るとイライラしてしまい、お義父さんもそのイライラを感じ取って微妙な空気になってました。
 
 
すでに親離れしている夫とは裏腹に、お義父さんの方が子離れ出来ていない状態だったので、お義父さんが私にヤキモチやいてる?と感じては嫌な気分になる事もありました。
 
 
 
今は「義理父さんにとって夫は一番頼りになる自慢の息子なんだよな。」という事も理解出来ますし、自分の家族と夫の家族との距離感の違い等も受け入れられるようになりました。
 
夫と義理父さんも徐々に私の感覚や文化に歩み寄ってくれるようになったので、1年経つ頃にはようやくお互いに嫌な感情を抱く事なく仲良くコミュニケーションをとって歩み寄れる様になりました。
 
 
 

外国人夫に「自分の味方」は期待しない事

 
日本人同士の結婚でよく旦那さんが母親と妻の間で板挟みになる、という状況がありますが国際結婚の場合はそういうの基本的にはありません。
 
日本人女性側が外国人夫の両親に対して不満をもらそうものなら、「なぜ君は僕の両親を尊重してくれないの?」となりますし、そもそも日本人と違い個人主義の外国人は「誰かの味方をする」という価値観はありません。
 
そいういう価値観自体が理解出来ないと思います。
 
 
そもそも国際結婚をする時点で外国人夫に何かを期待しすぎるのは絶対にやめた方が良いです。
 
まあこれは日本人同士でも言える事なのですが、でもやはり国際結婚の方が「夫に依存してしまって別れを告げられた奥様」の話をよく聞きます。
 
日本人男性と違い「精神的に依存される事」が本当に無理な人達が多いので、異国の地の生活に対してや夫の家族に対して不満ばかり言っていると、ある日突然夫側から離婚を宣告される可能性もあります。
 
 
海外に出たら「自分の事は自分で責任を持って行動する」のが常識なのと同じ様に、外国人男性をパートナーに持つ場合も「夫に期待・依存せずに自立する」という覚悟は少しずつでも培っていく様にした方がいいです。
 
 
 
夫の家族がどういう人達なのかは相手次第ではありますが、やはり文化も歴史も違う国の人達とコミュニケーションをとっていくという事は、少なからず必ず戸惑いや問題は起こります。
 
 
そういう問題に直面した時は「自分の常識は世界の非常識」位に考えられるようになると受け入れやすくなるかな、というのが私の体験談から感じる事です。
 
 
 
⇒国際離婚の原因、最後の7つ目は「国際結婚の離婚率が高い7つの原因と私の体験談その5」に続きます。
 
 
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konkatsu

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