安心して観れる面白さ!映画マネーモンスターあらすじとネタバレ感想

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監督ジョディ・フォスター、主演ジョージ・クルーニー&ジュリア・ロバーツの3大オスカー俳優奇跡のコラボの『マネーモンスター』(原題:money monster)が6月10日に公開。
 

 


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あらすじに入る前に・・・ジュリア・ロバーツ!ジュリア・ロバーツについて語らせてください!
 
ジュリア・ロバーツはハリウッド病の私にとって元祖ナンバーワン女優です。
 
私のハリウッド好きはトム・ハンクスとジュリア・ロバーツが作り上げてくれたといってもいい程!
 
中学生の時に観たトム・ハンクス主演の『フォレスト・ガンプ/一期一会』でハリウッド映画というものにドハマリし、ヒューマンドラマというジャンルが特に好きになります。
 
その後もガンガン映画を観続けて中学、高校と育っていった私はジュリア・ロバーツ主演の『エリン・ブロコビッチ』のおかげで、一段とハリウッドの世界に病的にハマっていきます。
 
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出典:「www.ibtimes.co.uk」
 
 
今でこそ大好きなハリウッド俳優は書ききれない程になってますが、でも私にとって元祖ナンバーワン俳優はトム・ハンクス、女優はジュリア・ロバーツです。
 
『プリティ・ウーマン』から始まり、『8月の家族たち』に至るまで、ジュリア・ロバーツの出演作は殆ど観ていますが、エリン・ブロコビッチの頃から演技上手かったですけど、年齢を重ねてさらに演技上手くなった女優さんの一人だと思います。
 
特に『8月の家族』では私的にはハリウッド映画界ナンバーワンの超演技うますぎ女優、メリル・ストリープとの演技対決で互角にやりあってたのは思わずため息。
 
あの大きな口からこぼれる100万ドルの笑顔といい、ずーっと大好きな女優さんの一人です。
 
そんな彼女が今回『オーシャンズ11』で共演したジョージ・クルーニーと久々の競演。
 
さらには監督がハリウッド映画界の”才女”ジョディ・フォスター。
 
全員アカデミー賞受賞済みという3大オスカー俳優が創り上げたサスペンス、いやでも期待値あがるでしょー!
 
 

『マネーモンスター』あらすじ

 
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出典:「geeknation.com」
 
全米で高視聴率を誇る大人気番組「マネーモンスター」。
 
司会者リー(ジョージ・クルーニー)の巧みなトークで株価を予想したり、視聴者への助言を行っている財テク番組だ。
 
アドリブでリーが生放送をする中、プロデューサーのパティ(ジュリア・ロバーツ)は、セットの影に潜む不審者を見つける。
 
拳銃を手にした男カイルが乱入し、リーを人質にとり番組をジャックする。
 
彼は番組の株の情報操作が意図的に行われ、そのせいで自分は全財産を失ったと視聴者に訴える。
 
カイルの主張を聞いていたリーは、自身も知らず知らずのうちに誤情報をタレ流していた事を知る。
 
一体何が起こっているのか。
 
事件の生中継を通して、真実が次々と暴かれていき、リー達、全米の視聴者たちは衝撃の結末を知る事になる。
 
 


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「マネーモンスター」で豪華コラボのキャスト達

 
今作の監督は子役時代から天才と呼ばれてきたジョディ・フォスター。
 
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出典:「www.telegraph.co.uk」
 
2歳で子役デビューし13歳の時に出演した『タクシードライバー』でアカデミー賞初ノミネートを遂げます。
 
その後『告発の行方』、『羊たちの沈黙』で何と2度もアカデミー賞主演女優賞を受賞。
 
ちなみに『羊たちの沈黙』ではレクター博士を演じたアンソニー・ホプキンスもアカデミー賞主演男優賞を受賞してます。
 
さらに『羊たちの沈黙』は作品賞も受賞していて、作品賞&アカデミー賞主演男優賞&女優賞の3部門すべてかっさらってるんですよね。
 
すごいですね。。。確かメリル・ストリープ&ダスティ・ホフマン共演の『クレイマークレイマー』も主要3部門でアカデミー賞かっさらってますよね。
 
私は『羊たちの沈黙』初めて観てから色んな意味でトラウマ映画になりましたけど、ジョディ・フォスターもやはりトラウマになったんですかね、続編の『ハンニバル』で「この役はもうやらない」と思い切り断わってます。
 
当時はジョディ・フォスターと、ジュリアン・ムーアの見分けがつかなくて、『ハンニバル』もジョディ・フォスタースターがクラリス演じてるとフツーに思って観てました。
 
女優としてだけでなく、ジョディ・フォスターは”才女”としても有名で、名門ハーバードを蹴ってイエール大学を卒業、IQは130超えの才女です。
 
レズビアンである事を既にカミングアウトしていて、2014年に女性の写真かと同姓結婚し、人工授精で授かった2人のママでもあります。
 
 
 
そして俳優としてはアカデミー賞受賞経験あり、製作者としても高い評価があるハリウッド界きっての色男ジョージ・クルーニー。
 
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出典:「www.playbuzz.com」
 
マット・デイモンやブラピから兄貴分として慕われ、男性からも女性からもモテモテの超モテ男で有名ですよね。
 
私は彼の出演作品の中ではオーシャンズではなくて、『マイレージ・マイライフ』が一番好きです。
 
あと、プロデューサーを務めた『アルゴ』もメチャクチャ面白かった。
 
俳優としてちょこちょこ作品に出演するも、中々当たり作品に目が出なかった彼の運命を変えたのが大人気ドラマ『ER救急救命室』。
 
当時32歳だったジョージ・クルーニーは、この作品のオーディションに受からなかったら故郷に帰ろうと、故郷へのバスのチケットをすでに用意してオーディションへ。
 
見事にオーディションに受かりダグ・ロス医師役で大ブレイクを果たし、その後の快進撃は誰もがご存知の通りです。
 
俳優だけでなくプロデューサーとしても大活躍中で、プライベートでも2014年に美人弁護士と結婚してます。
 
 
そして、私が冒頭でウザ熱く語ったジュリア・ロバーツ。
 
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出典:「www.marieclaire.co.uk」
 
もう散々熱く語った上にこれ以上語ると記事が永遠に終わらなそうなのでやめときますが。。。
 
今でもやっぱり「ジュリア・ロバーツ出演」と聞くと、何とも言えない嬉しさが込み上げてきますし、彼女は私にハリウッド映画にドハマリするきっかけを作ってくれたので、私の中では永遠の名女優です。
 
こんだけ日本でも超有名にも関わらず、『食べて、祈って、恋をして』で初来日するまで一度も日本に来た事がなく、日本嫌いという噂が常につきまとってました。
 
実際のところはどうなのか私にはわかりませんが、私がジュリア・ロバーツの永遠のファンである事には変わりません。
 
歳を重ねるごとに演技に重みが増してるので、エリン・ブロコビッチの頃とは一味違う彼女の演技が毎回楽しみですし、100万ドルの笑顔と一緒にまだまだガンガン映画出演していってほしいです。
 
 

※追記『マネーモンスター』ネタバレ感想

 
非常に安定感のある良作でした。
 
テンポが良く、金融を題材にしてるものの非常に分かりやすくて、ストーリーも一転二転していき楽しめました。
 
同じ金融ものでアカデミー賞レース作品だった『マネーショート・華麗なる逆転』は、かなり難しくて正直、うーん、どうにか8割程度は理解出来たかなー?という感じでした。
 
勿論、この作品の場合は扱ったテーマそのものが難しかったし、この映画なりに分かりやすく説明する工夫もされていましたし、あとは邦画タイトルをつけた日本の配給会社の責任もあるので、決して面白くなかったというわけではありません。
 
でもやっぱ観終わった後に疲れちゃったというのが一番の鑑賞後の感想でした。
 
 
それに比べて、この『マネーモンスター』、金融ものを敬遠してる人にもおススメ出来る良作です。
 
とにかく分かりやすいしテンポがよいので飽きることなく観れます。
 
番組司会者のリーと彼を人質にテレビ局に閉じ込もるカイル。
そしてリーとともにカイルとの心理戦を繰り広げるパティ。
 
最初は対立関係にあった3人ですが、中盤にさしかかると物語は一変。
 
3人が手を組み真の黒幕の悪事を暴こうと建物の外に出ていきます。
 
そして後半、悪の親玉をゲストに迎えてのまさかのシナリオなし、ぶっつけ本番のリー&カイル&パティの生放送番組がスタート。
 
このくだりは最高でした。
 
 
この映画が描きたかったテーマというのは、単なるサスペンスエンターテイメントではなくて、本当に恐ろしいのは「テレビを見ている聴衆達」つまり「無意識な加害者」の存在ではないかと感じました。
 
ジョディ・フォスター監督だけに、彼女の代表作「フライトプラン」とも似た印象。
無自覚な傍観者というのは偽善者にもなるし、加害者にもなるし、悪にもなりうる存在なわけで、本当に恐ろしい。
 
 
ラストのリーとパティの掛け合いもすごく良かったです。
 
決してハッピーエンドという終わり方ではないはずなのに、爽快な気分にさせてもらいました。
 
 
ジョージ・クルーニーのダメ男的演技もハマってて良かったですし、そしてやっぱジュリア・ロバーツよかった!
 
今回はシリアスな役柄もあってジュリア・ロバーツの100万ドルの笑顔は拝めないかなーと思いながら観てましたが、ちゃんと後半にあのジュリアスマイルが見れて映画オタクは違う意味でも大満足させてもらいました。
 
 
ジョディ・フォスター監督の手腕もお見事。
さすがエンターテイメントの第一線で活躍してきた彼女は、観客が面白いと思うツボをきちんとおさえてる。
 
非常にテンポよく飽きることなく、安心して観れる良作でした。
 
 
 
 
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