『ミッションインポッシブル/ローグ・ネイション』
予告編動画
『ミッションインポッシブル/ローグ・ネイション』
シリーズ5作目が大ヒットをしている中、早くもトム・クルーズ本人の口から、シリーズ6作目制作について語られました!
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アメリカのテレビ番組に出演した際にトムは、『ミッション:インポッシブル』シリーズ6作目の制作は、2016年の夏から取り掛かれるように準備中!との嬉しい発言が!
いやもうこのシリーズって、1作目から安定した超絶な面白さをキープしてくれてますけど、シリーズ増すごとにアクションの凄まじさだけでなくて、ストーリー含め、映画としての面白さも
グングン増してる感じがするんですよ。
8月7日に公開と同時に、シリーズ歴代オープニング興行収入2位を記録した、シリーズ5作目の『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』
出典:「www.comicmix.com」
5作目の感想、トム様が自らのスタント史を塗り替えた飛行機のシーンはじめ、6分間の潜水シーン、バイクチェイスなど、ローグ・ネイションを熱く語っていきます。
※ネタバレあるのでご注意ください。
ちなみに、シリーズ歴代オープニング興行収入1位は2作目の『M:I-2』です。
いきなり飛行機の命がけから始まる5作目
出典:「www.polygon.com」
今回のトム・クルーズのスタントなしのアクションの目玉である「時速400キロで飛び立つ飛行機に張り付いて潜入を試みる」というとんでもないアクションシーン
なんといきなり冒頭でこのシーンから始まるんですよ。
もうね、超満員の劇場も映画開始1秒でクギ付けですよ。
一番すさまじいアクションを出し惜しみせずにあえて最初に見せるというのが、もうファンサービスの塊のトム・クルーズならではというか、さすがエンターテイメントを分かってる人だなーと。
もちろん監督のクリストファー・マッカリーにも拍手喝采ですよ!
なぜトム・クルーズがこの監督をシリーズ最新作に抜擢したのか、よーーーくわかりました。
トム・クルーズとクリストファー・マッカリー監督は映画が本当に大好きなんですね。
そして観客を楽しませることを何より大事にしている。
映画史に残るゴミ映画「進撃の巨人」実写版の監督をした、もはや名前すら出てこない、あの監督。。。
アナタは彼らの爪の垢をかき集める所からはじめろ!って話ですね。
観客をなめた人間が適当に創った映画と、観客を本気で楽しませようと人生を注いでる本物たちが創った映画。。。
ちょっともうゴミ映画について書いてると、イラつきがまた出て来ちゃうんで話を戻します。
今回のローグ・ネイションは私個人的には、シリーズ最高傑作だと思ってます。
映画に必要なものがすべて詰め込まれた満点の映画です。
まずは、説明不要のトム・クルーズのアクションも、今回はちゃんと空・地上・水中、すべての舞台で超ハラハラのアクションの連続。
出典:「www.mediastinger.com」
冒頭でいきなり飛び立つ軍用機にイーサンが飛び乗り、時速400kmの空を舞台に、命がけの潜入を試みるアクションから始まり
オペラ劇場で首相暗殺を企てる2人プラス、イーサンがトゥーランドットの曲を背景に繰り広げる空中戦に続き
出典:「www.flickeringmyth.com」
超巨大な水槽タンクの中に潜り、水の底でチップのデータをすり替える最中にイーサンに起こるハプニング。
狭い街中でのカーチェイス後に、超スピードで繰り広げられるバイクチェイス。
そして拉致された上に、黒幕のレーンに爆弾を体に巻き付けられたベンジーを救うための頭脳戦。
ラストを締めくくるイーサン&イルサVS殺し屋軍団の銃撃戦+肉体戦
とにかく最初から最後までもう寿命縮むわ!って位にハラハラの連続に襲われます。
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最高のキャストと最高のキャラクター達
出典:「www.flickeringmyth.com」
次にキャラクター。
イーサンを取り巻くキャラたちの立ち位置が本当にいい。
各キャラ全員に見せ場場面も用意されていて、もーーIMFチーム最高!
そんなキャラクター達を演じたキャストも新・旧ともに、もう最高のキャスティング!
私、何回「最高」って叫んでるんだって話しですけど、もうこの映画「最高」以外に言葉が見つからないんですよ。
ジェレミー・レナー演じるちょっとお堅いブラント。
イーサンとは全く違う考えを持つ彼は今回のラスト、ブラントおおおお!チームから離れるの?!っと思わせるような言動があったのですが、やはり食えない男。
彼ならではの堅実かつぶっとんだ方法がIMFチームを見事に救います。
出典:「www.comingsoon.net」
マーベル超大作『アベンジャーズ』チームでも、チームをまとめる頭脳派ホークアイを演じてるジェレミー。
一見知的で堅実に見えてぶっとんだ行動をとる、というギャップを演じたら彼の右に出る俳優はいないですねー。
サイモンペッグ演じるおなじみのお笑い担当キャラベンジー。
出典:「www.gamezone.com」
ふにゃけてるけど、でも決める時はビシッと決めるカッコイイやつ。
何より私は彼のイーサンへの熱い友情がたまらないです。
イーサンも同様にベンジーには熱い友情を持ってますから、ラストでレーンがベンジーに爆弾を巻き付けた時の彼の怒りは相当なものだったでしょう。
冷静にレーンと会話しながらも、相当キレてるのが伝わってきましたしね。
ヴィング・レイムス演じるお馴染のルーサー。
出典:「www.comicbookmovie.com」
イーサンと絶対的な友情を掲げているルーサーは、ブラントに対しては信用度はゼロ。
ルーサーとイーサンの友情は今までも描かれてましたが、今作は何と言っても個々の友情もありきの「チームの友情」
これが最高によかった。
そしてレベッカ・ファーガソン演じる謎の女イルサ。
出典:「www.theguardian.com」
戦闘能力が高く、バイクチェイスから銃撃戦、肉体戦、すべてを華麗にこなす、女性版イーサン・ハント。
イーサンのピンチにはイーサンを助けるものの、裏切って逃走を繰り返す彼女は最後まで敵なのか味方なのかわからない謎めいたキャラ。
でも実は彼女自身、英国シンジケートに利用されていて、かなり壮絶な人生を歩んでいるスパイ。
イルサって今作では紅一点のヒロインとも呼べるキャラですが、でも単なる表面的な美貌を武器に戦うようなヒロインでなくて、かなり壮絶な過去を背負い相当深い傷を持ちながらも、一切表面にはそれを出さないかなり魅力的なキャラです。
そしてもう1人の敵、アレック・ボールドウィン演じるCIAの長官アラン。
イーサンをタダの殺し屋だと主張する彼によって、イーサンは国際指名手配犯をして追われる身となり、このやろおおおお!と思わせる悪代官的なキャラなんですが、ラストでブラント&イーサンの見事な策略によりアランは
あれ・・こいつら・・・もしかしてイイ奴なの?
ってよーやく知ってまさかのIMFの新たな長官に転身しちゃいます。
いや本当にもう今回は全員見事に、彼らの持ち味を最大限に発揮してくれました。
そして何と言ってもイーサン・ハント。
やはり、彼が主役であり一番カッコイイ。
出典:「www.joblo.com」
イーサンが居てくれるからIMFメンバーのキャラが生き生きと走れるし、IMFメンバーがイーサンを支えるからこそ、イーサンのカッコよさも最大限に引き出されてます。
私がすごく好きなのは、イーサンってあくまで女性に対しては紳士と言うか、奥手というか
ミッション遂行となるとあんだけ肉食的に行動するのに、対女性に対しては、裏切りを受け止めながらも彼女の同行を外側からそっと見守る、という所。
ジェームズ・ボンドとは真逆で、もちろん女たらしなのがボンドの魅力でもあるんですが、イーサンには一切それがないのが硬派でカッコイイ。
イルサといい感じになるのかと思いきや、別に自分から何をするワケでもなくラストは彼女とフツーにバイバイ。
イルサの方はイーサンに対して特別な感情を持ってるようなので、「あなたなら私を見つけられるでしょ」とイルサの決まり文句をラストにも一言残して去っていきます。
イルサとの友情なのか、それともお互い一線を越えた感情を持ってるのか・・・
でもきっと、この後2人は再会するんだろうなー!!
と思わせる引き際の良さが本当に良かった。
ここで、イーサンとイルサがくっついたとしても、それはそれで観客は全然嬉しいんですけど、
でもあえて2人がくっつかずに別々の道へ行ったという結末がお見事。
あの後2人はどこでどうやって再会するんだろうかって、すごく清々しい余韻を観客に残してお決まりのテーマ曲でエンディング。
もうほんっとに最高!
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頭脳戦もかなりの見どころ
出典:「variety.com」
アクション、キャラクターと熱く語ってきましたが、今作はストーリーも素晴らしい!の一言。
つまんない業界の映画評論家みたいなコメントはしたくないんですけど、もーこの映画はマジで「素晴らしい!面白い!」に尽きるんですよ。
それ以上の言葉が浮かばないんですよー!
今回のストーリーは常に水面下で揺れる駆け引きだらけ。
謎の女イルサとの駆け引き、CIA長官との駆け引き、そして最大の黒幕レーンとの息を飲む
駆け引き。
いかに相手の心理を読み相手の一歩上を行くか。
そしてそれを遂行させたのがIMFのチームワーク。
ラストのレーンの末路は本当に気持ちいい!!
イルサを縛り続けた呪いのような男レーンの末路を観た時には、観客全員がザマーミロ!っと拍手喝采だったでしょう。
アクション、キャラクター、ストーリー、どれもがシリーズ過去最高!
今回は2回目も観に行こうと思います。
いやもうラストとか分かってるんですけど、あの爽快な2時間半をもう一度味わいたくて。
ローグ・ネイションの主題歌
出典:「screenrant.com」
『ミッション:インポッシブル/ローグネイション』の予告編を観た時から主題歌がかなり耳に残ってました。
今回の主題歌「Ready Or Not」を歌うのは、アメリカの3人組ヒップホップグループ
「フージーズ(The Fugees)」
ちなみに「Ready Or Not」の日本語意味は「準備してようがしていまいが」
まさに映画のテーマにピッタリですね。
ローグ・ネイションの意味
出典:「www.ew.com」
ミッション:インポッシブルの意味は
・手におえない任務
・命がけの任務
簡潔に言うと「不可能作戦」
で、今回のサブタイトル「ローグ・ネイション」
意味をそのまま訳すと「ならず者」
映画的には「テロリスト国家」という訳があってる感じがしますが、今作を見る限り「ローグ・ネイション」の意味は、単なるテロリスト国家という意味では無くて、「MI6とか世界各国のスパイ組織から死んだ、辞めたと言われて存在自体が消えたスパイたちが集まって作り上げた最凶のシンジケート」という意味だと思います。
ちょっと訳が長いですが。
ローグ・ネイション感想まとめ
もはやあまりにベタベタな映画批評の様な言葉しか書けませんけど・・・
「とにかく最高に面白かった!」
2015年公開映画の中で、「007スペクター」と並んで1番の映画です。
こんな凄まじいカタルシスを有難う、トム・クルーズ!!
2018年公開されたシリーズ6作目「ミッションインポッシブル/フォールアウト」のネタバレ感想はこちら⇒『ミッションインポッシブル/フォールアウトねたばれ感想』
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