前シリーズの面白さ健在!ジェイソンボーンあらすじ&ネタバレ感想

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繊細少年のイメージ強だったマット・デイモンが筋肉ムキムキ&激しいアクションしてる!と映画オタクが衝撃を受けた、2002年公開の『ボーン・アイデンティティー』。
 
がっつりハマった私はシリーズ3作目の『ボーン・アルティメイタム』までしっかり映画館で鑑賞しましたが、あれから9年を経てまさか新シリーズが公開されるとは何とも嬉しい朗報。
 
最新作『ジェイソン・ボーン』(原題:『Jason Bourne』)が10月7日公開。
 

 

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記憶を失ったまま何故か命を狙われる一人の男性が、とてつもない戦闘能力で次々と訪れる危機と戦いながら、失った過去を取り戻す・・・
 
『ボーン・アイデンティティー』の設定を知った時はイマイチこの映画に興味なかったのですが、当時付き合っていた元彼についていく形でとりあえず鑑賞。
 
そして見事にドハマリしました。
 
CG全盛の時代に、あえて手持ちカメラ&生身のアクションという大挑戦のおかげで、今まで観て来たアクション映画とは一味違う迫力にも圧倒されましたし、綿密なストーリーも面白くて、何よりも一見孤高で淡々と戦い続けながらも、実は物すごい優しさを秘めたジェイソン・ボーンという人間に一気に魅了されました。
 
 
私が夫と国際結婚したのはボーンシリーズが完結した後ですが、もちろん夫もボーンシリーズは全て観ていて、スカイプでよく映画の話をしてたのを思い出します。
 
前3作は別の国で別々に観てきましたが、お互いに好きな映画シリーズの最新作を一緒に観れるのが何だか感慨深いです。
 
 

『ジェイソン・ボーン』あらすじ

 
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出典:「screenrant.com」
 
ジェイソン・ボーンがすべての記憶を取り戻してから何年もの歳月が経ち、彼はギリシャのアテネに身を隠していた。
 
ボーンの元同僚ニッキーはCIAのサーバーから極秘情報を入手。
 
それはCIAによる”アイアンハンド計画”というもので、CIAが世界中の情報を把握しテロ活動さえも操ろうとする恐ろしい計画だった。
 
さらにニッキーは、ボーンが暗殺者になる前に亡くなった父親の死に関する情報を手に入れる。
 
 
ニッキ―とボーンの繋がりを察知したCIA長官のデューイは、ニッキ―とボーンを捕まえるべく追跡を開始しつつ、裏で密かに殺し屋を送りこむ。
 
ニッキ―から父の死について聞いたボーンは、父の死の真相を突き止めるべく、追手達と激しい攻防を繰り広げる。
 
 
一方、若くしてCIAに加わったリーは、ボーンに協力する事で彼を再びCIAに戻そうと考える。
 
ボーン、ニッキー、リー、そして執拗にボーン達を追い続ける殺し屋。
 
それぞれの目的が交錯する中、ベルリン、ロンドン、ラスベガスと世界を股にかけた攻防戦が始まる。
 
 


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ボーンシリーズ前3作の簡潔あらすじ&ネタバレ感想

 
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出典:「screenrant.com」
 
1作目『ボーン・アイデンティティー』
 
漁船に救われた記憶喪失の男、ジェイソン・ボーン。
 
記憶がないまま追われ続ける彼の正体は、CIAの極秘計画によって誕生した飛びぬけた戦闘能力を持つ暗殺者だった。
 
計画が漏れることを恐れたCIAはボーンの抹殺を指示し、ボーンは追手と戦いながらも自分探しの旅を続ける。
 
そして旅の中出会ったマリーと心を通わせ、愛し合うようになる。
 
 
2作目『ボーン・スプレマシー』
 
一切の過去を捨てマリーと生きていく決意をしたボーン。
 
ところが謎の襲撃によりマリーが殺害される。
 
マリーの復讐を誓ったボーンは、全ての黒幕であるCIA長官アボットを追い詰め、マリーを殺した刺客との戦いに挑む。
 
 
3作目『ボーン・アルティメイタム』
 
CIAのニッキーの協力を得たボーンは、自身を暗殺者に変えた”トレッドストーン計画”の真実を突き止めるべく動きだす。
 
ついに暗殺者ボーンが誕生した始まりの場所に辿り着いたボーン。
 
そこで彼が知った真実とは、自ら暗殺者に志願したという衝撃の事実だった。
 
 
 
シリーズ全作品どれも面白かったですが、私はダントツで1作目が好きです。
 
1作目のラストがたまらなく大好きで、それだけに2作目の冒頭でいきなりマリーが殺害された時のショックは今も覚えてます。
 
マリー殺される必要あったのかなあー。。。確かにマリーが殺されないとストーリー進まないし、マリーが居たらボーン戦い続ける事出来ないって分かってるんですけど、ああでもマリー。。。
 
きっと最新作を見ながらもずっと私はマリーの事を考えながら、切ない気持ちで観るんだろうなーと思います。
 
 
 

『ジェイソン・ボーン』はキャストも過去最高級

 
主役は勿論、今やハリウッドの超大物となったマット・デイモン。
 
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出典:「en.wikipedia.org」
 
2016年2月に公開された「オデッセイ」でも述べてますが、マット・デイモン=性格めっちゃいい俳優で有名です。
 
彼を嫌いな外国人って出会った事ないですし、とにかく好感度が高い。
 
そして歳を取る程、かっこよくなっていってる俳優だと思います。
 
さすがにシワは増えてるけど、20代の頃から全然変わらずホント若いなーと予告見て思いました。
 
オデッセイであんだけ痩せて、またこのマッチョな肉体への変貌ぶり。ハリウッド俳優って本当に役作りが半端ない。
 
 
そして今作、私が声を大にしてリアルに叫びたい大注目女優が「リリーのすべて」で、私的に今若手で一番演技の上手い俳優エディ・レッドメインに劣らない演技を見せ、見事にアカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデル。
 
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出典:「www.unilad.co.uk」
 
今作ではCIAの若きエージェントでありながら、野心を持ちボーンに接触するリーを演じます。
 
彼女は2017年以降もガンガン映画出演していくであろう、今波に乗りまくってる超実力派女優です。
 
まだ日本では知名度低いですが、海外ではすでにトップ女優として知られまくってます。
 
 
そしてトミーリー・ジョーンズ。
 
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出典:「www.biography.com」
 
私の中では彼はずっと『メン・イン・ブラック』の”K”で、なんの映画観てもKにしか見えないんですよね。
 
 
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出典:「en.wikipedia.org」
 
 
多分、今回もKにしか見えないまま映画観るんだろうなーと思います。
 
 
 
ボーンシリーズ4作目として『ジェイソン・ボーン』が創られたのは、続編を期待する世界中のファンの存在があったと、マット・デイモン自らインタビューで語ってます。
 
それだけ世界中に愛されてるシリーズなんだと知って映画オタクのワクワク感も倍増です。
 
 

※追記:『ジェイソンボーン』ネタバレ感想

 
まず最初に述べておきたい事。
 
2015年に世界中で再び大フィーバーを起こした「スターウォーズ/フォースの覚醒」同様に、前シリーズが傑作であればある程、新シリーズへの採点は厳しくなるのは仕方ない事です。
 
前シリーズが名作であればある程、期待値もとんでもなくハネあがりますし、恐らく元祖シリーズを超えられる新シリーズものというのはそうそう創れるものではないと私は思っています。
 
で、スターウォーズシリーズのみならずボーンシリーズも同じかと。
 
こういう名作シリーズの続編というだけで、映画単体の評価ではなくて必ず「前作と比べて」という想いが入ってしまうので、感想が多少割れるのは避けられない事。
 
それだけこのシリーズが沢山の人達に愛されてるという証です。
 
 
私個人の映画の感想としては・・・映画としての出来はすごく良かったと思います。
面白かったですよメッチャ。
 
正直映画を観るまでは、前3部作があまりに完璧に完結したので、どうやって新章を創るんだろうと多少の不安がありました。
 
多少期待外れだったとしても、ファンの期待に答えてカムバックしてくれたマット・デイモン&ポール監督の心意気に感謝と拍手を送ろう、くらいの気持ちでいました。
 
 
でも映画が始まって、冒頭の”肉体的苦痛で精神的苦痛を消そうともがくボーン”の姿を見た瞬間、そんな失礼な想いは吹っ飛びました。
 
ボーンはちゃんとあのままのボーンで生きて居た!物語は繋がっていました!
 
映画ファンにとって何が嬉しいって、アクションシーンが健在である事以上に、カーチェイスが凄まじかった以上に、キャラクターがおざなりになっていなかったこと。
 
 
そしてトミーリー・ジョーンズ、ヴァンサン・カッセルに加えて、「リリーのすべて」でアカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデルと何とまあ豪華キャスト達。
 
アリシア・ヴィキャンデル演じるCIAのリーがちょっとキャラ的にイマイチな感じはあったものの、全体的には相当な完成度だったと思います。
 
 
それにしてもマット・デイモンて歳を重ねる程どんどんカッコよくなっていくなー。。。
 
 
確かに超傑作の前シリーズと比較してしまうと前シリーズには及ばないとは思いますが、それでもマット&ポール監督のボーンへの愛が感じられたし、あと今シリーズから初めて鑑賞する人にとっても分かりやすく創られていたのが好感持てました。
 
そしてリーに一泡ふかせてラストのあの曲で去っていくボーン。やっぱり彼はカッコいい!
 
 
 
 
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