立体起動装置も内容も酷い!「進撃の巨人」実写版の感想

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進撃の巨人前篇 予告編動画


 
 
今、日本に帰国中でして、
8月1日に公開されたばかりの
「進撃の巨人」の
実写版映画を観てきました。
 
 
実は私は、進撃の巨人の
前篇公開日を知ってから
イギリスからの帰国日を決めた位で
 
もう、海外に住んでいながら
進撃の巨人の実写版を
ちょーーーー楽しみにしていた
ファンの1人です。
 

 

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日本に居た頃にすでに
諫山創先生原作の
進撃の巨人の大ファンでして
 
海外に飛び出てからも
進撃の巨人を外国人に
紹介しまくってました。
 
 
日本の漫画はここまで進化したのよ!
 
と、もはや私が作者かのように
もう自慢しまくってましたから。
 
 
いや、アンタ一切この作品と無縁だからね。
 
外国人にさえツッコミ入れられながら
それでも自慢し続けるほどに
進撃の巨人の大ファンなワケです。
 
 
で、日本滞在中の大きな目的のうちの
1つを果たせたのが、
進撃の巨人の実写版映画を
観れたことです。
 
 
もう仕事とかビザとか差し置いて
もはや一番の目的じゃね?
って状態でしたから。
 
 
 
今回は、進撃の巨人の実写版の
私なりの感想を述べます。
 
ネタバレありなのでご注意ください。
 
 
 

進撃の巨人のあらすじ

 
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出典:「buzz-plus.com」
 
100年以上前。
人間を捕食する巨人の出現により
人類は滅亡の危機に追い込まれた。
 
 
生き残った人類は
「ウォール・マリア」、「ウォール・ローゼ」
「ウォール・シーナ」から成る
巨大な三重の壁に守られながら暮らしていた。
 
 
いつしか巨人の脅威を忘れた人類は
平和な生活を送っていたが、
突如現れた大巨人により
100年人類を守ってきた壁は
あっさり壊される・・・。
 
 
 

ネタバレと感想その1「雑なストーリー」

 
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出典:「www.youtube.com」
 
最初に断わっておくと、
私の映画の批評ってかなり甘い方です。
 
 
特に漫画が原作の実写版映画に関しては、
ストーリーや設定の変更は仕方ないですし、
原作と単に比較して
批判するような感想は一切述べないです。
 
 
そもそも日本の漫画は
原作のクオリティが高いので
 
多少実写版が見劣りしても、
そこに原作への「愛」が見えれば
かなり高評価します。
 
 
「寄生獣」や
「るろうに剣心」実写版なんかは
私の中では満点です。
 
 
 
で・・前置き長くなりましたが
進撃の巨人の実写版の感想ですね
 
 
うーーん、これ失敗作じゃね?w
というのが正直な感想。
 
 
 
まず最初に述べたいのが
 
「原作読んでない人
 ストーリーわかんないでしょ」
 
というストーリー展開の酷さが
しょっぱなから見えちゃいました。
 
 
なんか人類がどれだけ巨人に
駆逐されてきたかとか
前置きが一切描かれずに
 
突然、大巨人が壁壊して
人間を食べ始めるワケですよ。
 
 
一緒に観た友人は
原作を読んだことないのですが
彼女曰く
 
「ストーリーが何だかわからないうちに
 いきなりエグいシーンになって
 マジでついていけなかった。」
 
 
いやホント、その通りなんですよ。
今回の実写版、ストーリー展開が
メチャクチャ雑でした。
 
 
なんかもう、
アクションシーンを見せまくりたい為に
ストーリー適当につなぎ合わせました!
 
的な感じが全編通して
ずーーーっとあって
 
あれじゃどのキャラにも
感情移入できんだろうって感じでした。
 
 
あともうなんか、所々ひどくて
 
眠っている巨人を起こさないように
静かに移動するとかいいながら
戦車でガタガタ移動してたり
 
無駄なエロシーンも何故か入ってて
ウワーってなったし
 
 
これ、原作見てようが無かろうが
どう転んでも
「面白い話だ!」なんて
言えないですよ。
 
 
ラスト、巨人に喰われそうになる
アルミンを助けて
代わりにエレンが喰われるシーン
 
 
原作でかなり好きなシーンですが
もう感情移入ゼロで観てたから、
エレンが喰われても
 
あらら残念ねー
 
程度にしか思えなかったですよ。
 


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ネタバレと感想その2「立体起動装置ひどくね?」

 
進撃の巨人ファンなら
一番期待してるんじゃないかって位に
立体起動装置のアクションシーンは重要。
 
 
で、この立体起動装置のアクション
 
なんか、アニメと何も変わってなくない?
実写版ならではの迫力がなくない?
 
というのが正直な感想。
 
 
ストーリーがダメなら
せめてアクションシーンでって
祈るような気持ちで
後半を観てましたが
 
 
立体起動装置アクションを観た瞬間
ああ、もうダメだ。オワタ。
ってゲンナリしてました。
 
 
 

ネタバレと感想その3「キャストもイマイチ」

 
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出典:「www.youtube.com」
 
まず主人公のエレン役の三浦春馬さん。
 
私、この人の映画って
全然観たことないんですが
 
演技上手いんですか彼は?
 
 
なんかワーワー騒いでるだけで
うるさいし、
すんごい自分勝手な俺様主人公に見えて
全然エレンが魅力的じゃなかったです。
 
いや、ホント三浦春馬さんの
ファンの方にはすみません。
 
 
キャラ設定は彼だけのせいでは
ないんでしょうけど、
でも彼の演技もなんか微妙でした。
 
 
 
なんかもう
「るろうに剣心」に続いて
今回も佐藤健さんがエレンやった方が
よかったんじゃない?と
思っちゃいました。
 
 
ミカサ役の水原希子さんは、
まあミカサの雰囲気出てたと思います。
 
あと、アルミン役の本郷奏多さんは
すごく頑張ってくれたという感じ。
 
 
 
個人的にキャストの中でのMVPは
変態キャラのハンジを演じた
石原さとみさんです。
 
この方は、美人なだけではないんですね。
こんな演技まで出来るなんて、素晴らしい!
 
 
「寄生獣」の深津絵里さん、
「ソロモンの偽証」の永作博美さん、
そして
「進撃の巨人」の石原さとみさん
 
 
この3人の女優さん達が私的には
ここ最近の映画で、半端ない演技力を
見せてくれた女優さん達です。
 
 
 
そしてこの石原さとみさんと対象的に
今回のもっとも酷いラジー賞が
 
 
シキシマ役の長谷川博巳さん。
 
これ、長谷川さんの演技がどうこうでなく、
一番人気のリヴァイを出さずに
 
なぜかシキシマという
ワケわからんキャラを出したのが
大失敗だと思うんですよ。
 
 
実際、このシキシマというキャラ、
超俺様的なワケわからん男で
観ていて気持ち悪かったです。
 
 
 

進撃の巨人の感想まとめ

 
まあ珍しく相当批判しましたが、
期待してただけに
もうがっかり具合も半端ないワケですよ。
 
 
「デスノート」から始まり
「るろうに剣心」「寄生獣」と
 
近年の漫画原作の実写映画の
完成度の高さに毎回
 
楽しませてくれてありがとう!
 
と感謝しまくっていたので
 
まさか、ここにきて
がっかりするとは思いませんでした。
 
 
 
てか、特に「寄生獣」なんかは
山崎貴監督の原作への「愛」が
物凄く感じられたんですよ。
 
ああ、この監督さんは
本当に寄生獣のファンなんだなーって。
 
 
 
でも、今回の樋口真嗣監督。
 
監督、あなたは進撃の巨人の
ファンなのでしょうか?
 
単にド派手なアクション映画創ってみたくて
進撃の巨人を選んだだけなのでしょうか?
 
って位に、原作への「愛」は
感じられなかったですね。
 
 
クサいけど、
やっぱ「愛」がない映画は
つまらないです。
 
客をバカにしたような映画は
観ている側にも伝わりますって。
 
逆に「愛」がこもってれば
多少ストーリーに矛盾があろうと、
きちんと観客の胸に届きます。
 
 
 
この映画を採点するなら、
★1,5でしょうか。
 
石原さとみさんの迫真の演技に
★1,5です。
 
 
進撃の巨人の後編
『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD』
が9月19日から公開しますが。。。後半は観に行かないです。
 
 
 
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konkatsu

 
 

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