ワーホリの帰国後の
仕事や結婚を心配するあまり
３０歳までの特権である
ワーホリの機会を逃した友人が居ます。
ワーホリビザは３０歳までの人間に
与えられるとても貴重な特権です。
就学してもよし、旅行してもよし、
何より憧れの海外で
特別なスキルがなくても働く経験が出来る
本当に貴重なビザです。
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私の周りで
２０代後半～３０歳で
ワーホリに行きたいけれど
帰国後の仕事を心配して
足踏みしている人達がいます。
特に３０歳の友人は帰国後の
仕事だけでなく結婚の心配までしており
帰国後の事を考えると
ワーホリに行かずに
婚活しておいた方がよいのではないか
ワーホリはブランクになるから
どうせ仕事を辞めるなら転職を
考えた方がいいのではないか
ワーホリで足踏みしている友人の
理由は全員共通です。
「ワーホリ帰国後の仕事・結婚が不安でたまらない」
年齢。仕事。結婚。
この年代の女性には
一大事だらけです。
同年代の友人達は
仕事でステップアップを
着実に重ねていたり
周りで結婚ラッシュが
巻き起こっていたりなワケです。
もうホント
破天荒女の周りは
３０歳目前の結婚ラッシュが
凄かったですからね。
「２０代のうちに結婚したいいい！」
３か月連続で結婚式に
出たこともあり
３か月連続でスピーチやら
余興やらやりましたからね。
むしろ連続で結婚式出過ぎて
あれ？
私が花嫁だっけ？
もう頭の中の破天荒具合も
最高潮でしたからね。
私も３０歳の時に
カナダのワーホリビザを取得し
３１歳の誕生日前にカナダに
入国しまして
文字通りワーホリならぬ
本当の「ギリホリ」に行ったワケですが
破天荒女も破天荒なりに
ワーホリ帰国後の
仕事への不安を抱えていたワケです。
結婚については
当時長年付き合っていた
日本人の彼氏と
超すれ違い状態になっていたので
どーでもいいわあああ！
とヤケになってました。
たまに周りから
「漫画家の技術があるからいいよね。
ワーホリから帰国したって仕事の心配ないし。」
と言われたのですが
いやいやいやいや
漫画家の世界なんてアンタ
有名作家になればそれこそ
編集者もスネ夫なみにヘコヘコですが
名もない新人作家なんて
「海外行くので漫画しばらく描けません。」
なんて言った日にゃ
もう担当編集も契約もすべて
サヨナラされますからね。
ベジータがナッパを見捨てた時以上に
あっさりですからね。
ワーホリ帰国後に
また漫画家やりたいって思っても
再度、漫画の賞に応募するなり
企画を持ち込むなり
ゼロからのスタートなワケです。
しかも漫画家の仕事なんて
他の職種でつぶしが
ききませんからね。
漫画家以外に
私の経験した仕事なんて
一般事務やら販売やら
とてもじゃないですけど
帰国後に仕事がサクっとみつかる
経歴ではなかったワケです。
つまり今
ワーホリという選択肢を選ぶと
ようやくプロになれた
漫画家としての生活を失う
さらに年齢・職歴をどう見ても
再就職がすんなりいくワケもない
いい条件の仕事に就くのは厳しい
ヤムチャが
スーパーサイヤ人になる位厳しい
というかヤムチャどうあがいても
スーパーサイヤ人になれませんからね。
彼サイヤ人じゃないですからね。
仕事にしても結婚にしても
ワーホリから帰国後は
全てが茨の道という
超リスキーな状況だったワケです。
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確かにこのまま日本に残れば
漫画の世界には居れるし
彼氏と何とかなるかもしれない。
日本にとどまることも当然
考えます。
けれど私は
ワーホリを選びました。
２０代すべてを漫画家になる為に捧げ
ずっと押し殺してきた海外への想い。
そしてし烈な競争世界でもはや
漫画を描くことが楽しくもなく
苦痛となっていた現実。
このまま海外に行かなかったら
一生後悔する。
たった１度きりの人生。
どうせ後悔するなら
行動せずに後悔するよりも
行動して後悔したい。
帰国後の仕事やら結婚やら
まだ起きてもいない未来への恐怖に
がんじがらめになっていた私は
全てを吹っ切って
ワーホリへ行くことを
決意します。
そして当時付き合っていた彼とも
別れます。
帰国後の仕事についても
最悪の事態を想定し
すべてを受け入れました。
職種や仕事形態にこだわらなければ
仕事は見つかる。
死ぬわけじゃない。
でもワーホリに行かなかったら
私の心はずっと死んだままかもしれない。
そして私はワーホリ帰国後の
仕事や結婚について考えるのを
やめます。
一度決意したなら
ウダウダ悩むのは時間の無駄。
そんな時間があるなら
ワーホリを楽しむ方法を
考えよう。
ただ、１つだけ強い想いが
ありました。
やはり漫画を描くことは
私の生き甲斐であり
私の全てでした。
２０代のすべてを捧げて
ようやく培ったプロとしての
技術をこのまま眠らせたくない。
海外で絶対に新たな道筋を切り開く。
そして私は覚悟と決意を固め
日本を旅立ちました。
その後カナダでのワーホリを楽しみ
今は外国人のパートナーと
イギリスに暮らしながら
海外の出版社と契約を結び
新たな道を手に入れました。
まだ起きてもいない未来から
くる恐怖
帰国後の仕事や結婚という
自分の中にある恐怖を
吹っ切ったからこそ
今の生活があります。
相当な覚悟が必要でしたし
海外に出てからも大変なことも
沢山ありましたし、今もあります。
けれど一度も私は
後悔したことはありません。
行動しないで後悔するより
行動をして後悔したい
ワーホリだけでなく
私は全てにおいてこの信念で
破天荒な行動を起こしてますが
自分自身で覚悟を決めて
起こした行動ならば
結果はどう転んでも
案外、後悔はしないものです。
私の友人で帰国後の不安から
抜け出せないまま
ワーホリの年齢制限を
超えてしまった人がいますが
彼女は今だに海外への想いが
捨てきれず
ワーホリという選択肢を失った今
お金を貯めて語学留学という形で
いつか海外に行くと言っています。
ワーホリ帰国後の仕事や
結婚を心配して
足止めをしてしまう人は
沢山いると思います。
もちろんワーホリに行くのを
やめるというのも
一つの決断なワケです。
ただワーホリという選択肢を
選んだ破天荒女が今思うのは
もちろん
ワーホリでそこまで英語力が
伸びるワケでもありませんし
帰国後に
再就職の武器となるモノを
持ち帰るのは難しいかもしれません。
けれども
異国の地で沢山の国の人達と
触れ合うという経験は
日本に居たら一生できない
人生の宝物になる経験です。
海外で生活するというのは
旅行とは全く違います。
沢山トラブルもおきますし、
ですが必ず人間として成長できます。
自分の世界のレンズも広がります。
私はカナダであまりに多国籍な
人達と出会い人生観が１８０度
変わりました。
自分が如何に小さな島国で
育ったのかを思い知りました。
人生８０年の時代。
８０年のうちの１年くらい
こんな素敵な経験しても
いんじゃないかな、と思います。
たった１度きりの人生
行動しない後悔より
行動して後悔したい
ワーホリへの想いがありながらも
帰国後の仕事や結婚が不安で
仕方ないという方
破天荒女の体験談が
参考になれば幸いです。
ちなみに私の周りで
ワーホリに行った人達のその後は
様々です。
現地で国際結婚した人もいれば
現地企業に就職を果たした人もいます。
それ以外の大半の人達は
日本に帰国して
英語とは全く関係ない仕事を
しています。
ワーホリ帰国後の就職活動も
人それぞれでして
初めからワーホリ帰国後は割り切って
全く関係ない仕事を探した人
英語に関わる仕事を探したものの
見つからず
全く関係ない仕事についた人
ワーホリ帰国後の道は
皆バラバラですが
全員口を揃えて言うのがこの一言。
ワーホリに行ってよかった。
人生の中で最高の経験が出来た。
私含め私の周りでは
ワーホリにいって後悔した人に
会ったことは
ありません。
それでもワーホリで
長期で海外行くのは
不安と言う方や
ワーホリ行く前に
お試しで
海外を味わってみたい！
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