国際線フライトに高熱出しながら12時間乗った私

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恐ろしいフライトを再び体験しました。

 

こうも立て続けに破天荒なフライトを体験できるとは
さすが破天荒女ならではです。

 

 

昨年の年末直前
カナダのオタワから日本に帰る3日前。

 

数日前に体験したイギリスからカナダへの
壮絶な破天荒フライトのおかげで
体調を崩し風邪どころか熱まで出してた破天荒女。

 

 


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【恐怖の破天荒フライト】についてはこちらを参照下さい。

 

 

 

一向に体調が回復しなかったのですが
破天荒女にはカナダで大事な約束がありました。

 

友人達に別れの挨拶をしに行くこと。

 

 

オタワの街は人種のルツボ

沢山の国の人々がおり
私の周りの友人達も

全員出身国はバラバラという面白さ。

 

移民として住んでる友人はごくわずかで
殆どの友人達は私の様にワーキングホリーや
観光ビザ等の一時滞在で来ていました。

 

ゆえに時期が来れば皆自分の国に帰ります。

 

今回日本に帰る前に会っていかなければ
大事な仲間たちと
今後いつ会えるか分からないワケです。

 

 

 

当時のオタワの気温マイナス30度。

 

38度の熱。

 

 

 

寝込んでなんかいられるかアアアア!!

 

友達に会うんだアアアア!!

 

 

 

ゼーゼー言いながら出かける支度をしていると
ホストマザーが急いでやって来て言います。

 

「駄目よ!なでしこ!」

 

 

ママ、止めても無駄だよ!

 

私は這ってでも友人に会いにいくから!

 

 

 

「そんなブーツじゃ雪がすぐに染みるわ!」

 

 

 

 

そこかいいいいいいいい!

 

 

 

そしてママは完全防水された
自分のブーツを履かせてくれたワケです。

 

 

ありがとうママ。

 

でもね

 

 

 

この靴すんごくキツイんですけどおおおおお!!

 

 

 

ママは横サイズはカナディアンなのですが
身長がすごく低く足もすごく小さいワケです。

 

でもママのせっかくの好意ですからね。

 

わかりましたママ

 

この靴履いて破天荒女は
友人達に会いに行ってきます。

 

 

 

こうしてマイナス30度の雪景色の中を
ヒーハー言いながら歩き出す破天荒女。

 

 

痛っ

 

 

いっ痛ああああああああ!!

 

歩くたびに余りの靴の小ささに
悲鳴を上げる私の足。

 

 

呼吸は荒いわ

 

歩き方もなんかヒョコヒョコしておかしいわで

 

私を見つけた瞬間友人達は
大爆笑しましたからね。

 

 

「なでしこ!いったい何のサプライズ?!」

 

 

 

いやいやいやいや

 

 

 

むしろサプライズされてるのこっちだからね。

 

熱も靴もマイナス30度も完全に
サプライズだからね。

 

 

 

 

ともあれ友人達と楽しい一時を過ごし
感動の別れを伝え合ったわけです。

 

破天荒女はあまりに熱い想いがこみ上げすぎ
友人達と別れた後も涙が止まりません。

 

 

熱でヒューヒューいっている

 

足の激痛で歩き方がおかしい

 

さらに一人で泣きながら歩いてるワケです。

 

自宅に戻るまでそれはもう街行く人達皆
すんごいサプライズをされたような顔で
見てきましたからね。

 

 

 

だからサプライズされたのはこっちの方だと
言ってるだろうがアアアア!!

 

 

 

こうしてオタワでの目的も果たし
3日後のオタワ出発の早朝。

 

熱が未だに下がってませんでした。
むしろ悪化してました。

 

けれどフライトをキャンセルするワケには
いきません。

 

ヒューヒュー言いながら空港まで来た破天荒女は
どうにか飛行機に乗り込みます。

 

オタワから1時間程で
トロント空港へ着いた破天荒女は
この時もう体中がしびれるほど
フラフラになってたワケです。

 

 

トロントから日本まで約12時間。

 

 

た・・

 

 

耐えられるか私・・・

 

 

でも乗るしかない!

そして飛行機に乗り込みます。

 

ここから私の12時間の死闘が
始まるワケです。
 


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あまりに体がしんどいので
寝ようと試みるも眠れないわ

 

映画を観て気分転換を図ろうと試みるも
目がシバシバして観ていると
ますます気分が悪くなるわ

 

 

よし音楽を聞こうと大好きなビヨンセを選曲し
ヘッドホン装着

 

それはもうビヨンセが私の耳をこじ開けて
真横で腹の底から
ナイトメアを熱唱している感覚

 

 

 

うるさいわあああああ!!

 

 

 

ビヨンセ
ちょっ

 

リアルにナイトメアなんですけど

 

 

こうして幸運にも憧れのビヨンセに
リアルなナイトメアを聞かせて頂いた
私はヘッドホンを速攻で投げ捨てます。

 

 

 

もう何もせずにジッとしてる以外に
選択肢がない破天荒女は
その名の通りじーっと座り続けるワケです。

 

 

 

確実に上がってきている熱。

 

狭いエコノミーの席で
横になることも出来ない。

 

 

 

なんの罰ゲームですかこれええええ!!

 

 

 

数時間経つと機内食の時間がやってきたワケです。

 

体調は最悪なものの
機内食が楽しみだった破天荒女は
少し気分がよくなります。

 

ところがこの時
強烈な喉の痛みで声が出ない。

 

時期はクリスマス直前。
機内は満席。

 

カナダの航空会社を使っていたのですが

機内が満席で忙しいからか

 

私のエリアを担当するスチュワーデス数人は
異様にイラついているおば様達。

 

食事を運んできてる姿も
もうイライラオーラ満載なワケです。

 

いよいよ破天荒女の横にやってきて

 

「パン?!ごはん?!どっちなの?!」

 

 

 

えええええええええ!

 

いきなり怒鳴ってるうううううう!

 

ビビリながらもパンが食べたかったので

 

「パ・・・パン・・・」

 

バサっ!!

 

 

え?今パン投げた?

 

 

おばちゃん今パン投げたよねええええ!!

 

てかトング使ってなくない?!

 

おばちゃん素手でパン投げたよねえええ!!

 

 

 

ともあれようやく機内食にありつける。
そう思いおかずの蓋を開けた瞬間

 

 

 

 

 

おかずがお粥ううううううう!!

 

パンとおかゆうううううう?!

 

ビーフとかチキンとかそういうの
ないんですかあああああ?!

 

恐ろしいことにこの時の機内食は
チキンもビーフもなく
おかゆとおかゆ用の塩とフルーツでした。

 

てかこれもし
私がライスを注文してたら

 

ライス&おかゆううううう?!

 

 

隣の乗客はライスを注文したらしく
見事にライス&お粥に

塩をかけて食べてましたからね。

 

 

だから何の罰ゲームううううう?!

 

 

こうして唯一の楽しみの機内食も
罰ゲームのまま終了したワケです。

 

 

その後10時間私は

 

一切眠れず

 

 

映画も観れず

 

 

再度音楽に挑戦すればビヨンセに
リアルなナイトメアを見せられ

 

 

目えシッパシパで本も読めず

 

 

石像のように座り続けたまま
ようやく日本へ上陸します。

 

 

 

機内の電気が消えて
睡眠タイムに入っても
目ギラッギラでしたからね。

 

 

石像のように座り続け
目ギラッギラで一点を見つめてる上に
ヒューヒュー呼吸荒いわ

 

 

となりの乗客もさぞかし席を
移動したかったことでしょう。

 

完全にホラーですからね。

 

搭乗時間約12時間。

 

ホラー女の隣に座り続ければいけない隣の乗客。

 

機内食ではライス&お粥を食べていた隣の乗客。

 

 

 

 

本当のナイトメアを体験したのは
私ではなく隣の乗客だったあああああ!
 
 
 
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コメント

  1. […] 【悪夢!】恐怖のフライト再び […]

  2. Yoshimi より:

    もう本当に爆笑です!笑 関西人でしょうか?ちなみに私は関西出身です。

    でも本当にお疲れ様でした。

    • 英国なでしこ より:

      有難うございます。
      楽しんで頂けて嬉しいです。
      私はバリバリの東京人です(笑)
      今でもあの思い出はトラウマなので、乗り継ぎ時間だけは無駄に多く取るようにしてるヘタレ女です。

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